そもそもは「北アルプスのどっかに行こう!」ってなっていたこの日。でもイマイチいいところが思いつかなくて、どうしようかねぇ。って悩んだ結果、「朝日連峰の大朝日岳で、その名の通り、朝日を満喫しに行こう!」 って、ことで、山頂直下の避難小屋の大朝日小屋に泊まる、一泊二日で初めての大朝日岳に行ってきました!
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 朝日連峰 以東岳・摩耶山(
登山地図 | マップル)
大朝日岳は山形県なので、真夜中2時に我が家を出発。それでも駐車場に着いたのは9時半と、なかなか遠かった!
駐車場にはお手洗いがありました。
古寺鉱泉の登山口の駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
駐車場は協力金1000円でした。
入り口で登山届と、協力金の紙を書いたら出発です。
今回はトミーとパイセンの3人できました!
登り出し1時間くらいで、ちょいちょい残雪の道になってきました。
残雪がズボズボで踏み抜く!&写真のように枝がすごくて進みづらい!&虫がすごい!
って、三重苦で、めっちゃ大変でした。。。
写真は枝を跨ぐパイセンと、虫を払っているわたくし。顔用の網網を持ってくればよかった!
ハナヌキ峰分岐の前あたりから、そこそこ雪の量が増えてきました。
ハナヌキ峰分岐の後から、えぐい登りがスタート!
「そんなに大変じゃないんじゃないの?」って、登る前はやや舐めてたら笑、結構ヤバい登り!!
テントはないけど、寝袋とかマッコリとか持ってるので、登りが辛い。。。
エグ坂を登り切ったら、やっと、大朝日岳が!(右奥)
え、めっちゃ遠いし。。。汗
よ〜〜〜くみると、この日泊まる避難小屋がちっこく見えます。どこにあるかわかりますか?
途中の古寺山に着いた時には、すでにそこそこ疲れました。
左の小朝日岳にぐわーーん!って登って、ぐわーーーん!って降りて、右奥の方まで歩いていきます。
「これマジで着くの???」って疑問に思うレベルでした(汗)
ここにもカタクリの花が咲いてるゾーンがありました!
今年はよくカタクリ君と出会えます。
が!そんなカタクリを愛でる余裕も少なくなってきたので、黙々と進みます笑
小朝日までの登りもしんどいよー!
痩せたトミーは元気だったけど、私と一年ぶりくらいの大荷物のパイセンは、「ゆっくり行こう」って言いながら、休憩しつつ登りました。
スタート→ハナヌキ分岐→小朝日→避難小屋、ってチェックポイントなんですが、小朝日まででも十分なレベルで疲れます(笑)
やっっっと小朝日岳に到着。ここまでで4時間ちょっと。あーまじ疲れた〜。
ここから避難小屋まであとコースタイムで2時間ほどです。
のんびり休憩をしたら、避難小屋に向けてGO!
避難小屋を探せレベル5。
なんか中房温泉→大天井岳の時を思い出すほどの「これ本当に着くの??」感でした。。
絶対2時間で着くと思えない!笑
小朝日岳から想像の5倍は降らされました(涙)
この日は結構雲が多かったんだけど、この辺りから、ちょっとずつ晴れ間がのぞいてきてくれました。
銀玉水ってポイントからが最後のエグ登り。
ここを登り切ってしまえば、そんなにエグい登りはないはずです。
ここで12アイゼンを再度つけたら最後もうひと頑張り!
太陽も刺してきた!
あっちはお天気良くて山々が綺麗だ!
めちゃくちゃ傾斜があるわけじゃなかったけど、暖かい5月の16時くらいで、もう雪がかなり緩んでいたので、ずるっと行かないように慎重に登りました。
振り返ると、歩いてきた道がわかります。
左端が古寺山かな。そこから小朝日を超えて、稜線を歩いてきました。
最後のえぐ登りを終えたら、大朝日岳の山頂が近くに!
アイゼンを外してわっせわっせと行くと、やっと避難小屋が見えたーーー!!!
この頃には良いお天気に。
めっちゃ歩いてきたなぁ。な我々!
結局全部で6時間半、小朝日岳からは2時間20分かかって、なんとか大朝日岳山頂避難小屋に到着。
いやぁ、まじで疲れた!
古寺山では諦めて帰ろうかと思ったレベルでした(笑)
去年の季節外れの大雪直後の中房温泉→大天井岳の時と同じくらい疲れた!
避難小屋はこの日、我々だけの貸切でした。
金曜・土曜できたので、そもそもここまでですれ違った方は、ソロがお二人だけでした。
着いたらまずは背負ってきたマッコリとビールを冷やす!
ソウルマッコリを2本(750×2)も背負ってきたのは、調子に乗ったなぁ、だから疲れちゃったなぁ笑
小屋の2階はこんな感じ!
トイレも綺麗だったし、全体としてめっちゃ綺麗だった!
宿泊費は1500円/人なり。激安!
窓からも景色が最高!
「え、やば〜!満員の時はこうやって寝るんですよ〜〜。やば〜〜」
って言ってるトミー。笑
貸切だったので、男女で分けてプライバシーも確保できました。
まじで贅沢な使い方。
窓の外の景色が良すぎ!本当に頑張って登ってきた甲斐があったなぁ。
夕日まではまだ時間があるので、ビストロ開始!
麺棒で生地を伸ばすパイセン。
この日のメニューはなんとカレー&チーズナン!
これまでの歴史でこの小屋でナンを焼いた人は、いても数人に違いない!すごいぜ!
お腹がいっぱいになったら、いざ夕日を見に山頂へ!
暗くなっても良いようにヘッデンを装着したパイセン。。。
太陽も良い感じに傾いてきました。
雪がなければ、あっちの方にも縦走してみたくなるねぇ。
避難小屋→山頂は15分ほどです。
無事に大朝日岳の山頂に到着ー!
大朝日岳は百名山ってことだったので、私個人としては、これが・・・おおお!今調べたら70座目でした!まぁまぁきたぞ!
そんなに寒くなくて、大朝日岳の山頂でのんびりと夕日を眺めることができました。
ちょいわかりづらいんですが、太陽が日本海に反射してます。
じゃぁ3人でも一枚。ってことでパシャっとな。
山頂でのんびり夕日見たの久しぶりだったので、とてもよかったです!
やっぱり泊まりはいいなぁ。
日本海に沈んでいく太陽。
小屋に戻ってくる頃には、かなり暗くなっちゃいました。
この残照と小屋の写真もお気に入り。
星が綺麗だったので、小屋の窓から撮った1枚。
(シャッタースピード25秒で撮ってるから、目で見るよりかなり明るいですが)完全無加工です。
「真夜中に天の川が見れますね!」ってトミーが言ってたけど、この残照と星空の写真にものすごい満足したので、天の川はいいや!って、夜は起きずにぐーぐー寝ちゃいました(笑)
二日目
3時50分の目覚ましで起床し、朝日を見に山頂へ。
この日の朝もめっちゃいいお天気!
4時15分に山頂に到着。
この朝と夜、半分半分って感じの写真もかなり好きだなぁ。
山頂で朝日を待つ2人。この写真も好きだなぁ。
4時21分、太陽きたーーーー!
って、普段は起きない時間なので、街にいると気づかないけど、もう朝日の時間がめっちゃ早いんだなぁ。
じゃじゃーーん!って、お目当ての太陽が登場!
「大朝日岳で朝日を満喫する。」というミッション達成!
素晴らしい朝日。
ってこの朝日をインスタのストーリーを上げたら、思いの外すぐにたくさん見られて反応があってびっくり!みんな早起きすぎます!笑
素晴らしい朝日をゲットして大満足の2人。
南側には大きな飯豊山。あっちの方が雪が多そうに見えるなぁ。
もうかなり前に1回行っただけなので、また飯豊山に行きたくなりました。
飯豊山もいい思い出しかない!
影大朝日もゲット!
朝靄ごしの月山(右)と、鳥海山(左)。このミルキーな感じの一枚も好き。
月山も存在感あったなぁ。
山々が綺麗に染まって、本当に素晴らしい朝でした。
「あ、あれが〇〇山ですね。」って一生言ってるトミー笑。
小屋に戻ったら朝ごはん。朝ごはんは塩むすびをベースに作った蟹リゾット!
朝から豪勢だ!
出発前にお世話になった避難小屋の前で1枚。
また秋とか違う季節にも泊まってみたいな。
残雪期は大変なので、もう大丈夫です(笑)
夕日と朝日で大満足で下山しました。
あんなに大変だったエグ坂は、下りはウルトラ楽ちんでした(笑)
初めての大朝日岳だったけど、本当に最高でした!
でも来るならもう少し遅いタイミングの方が良いと思います。
重い荷物でズッボズボの雪道&枝ビュンビュン&虫ぶーーーんを登ってくるのは本当に大変だった!
帰りの車を運転している時点から筋肉痛で、本当に疲れました(汗)
【今回の主な登場装備】
スポルティバ冬靴/ 防風ジャージ/ グレゴリーのザック40L
モデル違いや、販売終了の場合あり。
撮影:カメラ SONY α7R IV レンズ:24mm-70mm & 12-24mm ※例外あり
▶️歴代アイテム一覧
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