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Journeyが優先なので、リリース時期がだいぶ遅いですが、その辺りはご理解いただければと思います!
パタゴニアトレッキングの地図です。
      今回はアルゼンチン側のフィッツロイと、チリ側のパイネ。今回はその2箇所を歩きました。
    青い地点がフィッツロイ、赤い地点がパイネの主な場所です。
 
いきなり色々とあって、成田→ロサンゼルス→サンティアゴ(チリ)→ブエノスアイレスと飛行機を乗り継いで行きます。
飛行機に乗ってても、レポート書いてても、うんざりするほど遠いです!笑
写真は、サンティアゴに直陸直前に見えた南米最高峰のアコンカグア!(多分)
 
 
  ブエノスアイレスからさらにアルゼンチンの国内線に乗って、フィッツロイ近くのエル・カラファテって町まで行きます。
  その機内から見た朝焼け。
  我々が乗ったのはアルゼンチン航空で、チケットは航空会社のHPから取りました。
  
 
  パタゴニア(アルゼンチン側)の玄関口の街、エル・カラファテの空港にやっと到着!
    日本を経ったのが土曜日の夕方で、時差などあるけど、パタゴニアのエル・カラファテに降り立ったのが火曜日!もう本当に遠い(笑)!
    日本との時差はちょうど12時間。まさに地球の反対側です。
  空港から市街地まではバスに乗ります。バスのチケットは空港で買えます。
 
  バスに揺られているとエル・カラファテの街が見えてきた。
  こんな南の果てですが、そこそこ大きい街でした。
 
  この日はホテルに泊まって、翌日はフィッツロイの近くの町「エル・チャルテン」に移動。
  今回のパタゴニア遠征は、予約係 兼 歩荷として、新人トミーと2人です。新人トミーはよくいる旅行大好き女子なので、宿の手配や飛行機の予約などは全部やらせましたやってくれました。
  
  「もうどこがどこの街か分からないよ」ってなってる方!安心してください。現地で私も訳わかってませんでした(笑)  
  ちょいちょい「え、明日はどこに行くんだっけ??」って聞いてました(笑)
 
  翌日は「エル・カラファテ」→「エル・チャルテン」へバス移動。
 
  ドーン!フィッツロイきたーーー!
  ブランドのパタゴニアのロゴになっているのが、このフィッツロイ山塊です。
  
  【おさらい】
  ・昨日いたのがパタゴニア(アルゼンチン側)の玄関口の「エル・カラファテ 」 
  ・ここがフィッツロイへの拠点となる「エル・チャルテン」
  名前も似ててわかりづらい!!!!笑  
 
  この日のホテルからはフィッツロイがよく見えました。
  今回の遠征では新人トミーは撮影補助も努めました。新人は大変だなぁ。
  一度トミーを撮って、その設定のカメラを渡し、その写真を見せて、「この画角でこういう感じで撮って。ちげーよ、こうだって!…まぁよしとするか。」ってやりとりを終始繰り返していました(笑)
 
  アルゼンチン国旗とフィッツロイ!
  アルゼンチンまで来たのかぁ。と改めて実感。
 
  この日の夕方は街のすぐ近くにある、なんとかの丘に夕日を見に登りました。
 
  エル・チャルテンの街とトミー。
この時すでに20時すぎですが、緯度が南すぎて、全然日没にならない!笑
 
  21時半くらいまで粘りましたが、全然陽が落ちないので、諦めて帰りました。
 
 
翌朝
この日は逆に朝日を見にいこうと、再び丘に登りました。
この日も良い天気すぎる!
朝5時半にはちょっとずつ朝焼けしてきて、丘を登り切ると、、、
 
完全にフィッツロイが燃えてる!
    完璧な朝焼けでした。この朝焼だけで写真を100枚くらい撮りましたが、レポートの先が長いのでこの一枚だけ(笑)。
 
  この日のお昼頃から2泊3日のテント泊でフィッツロイのトレッキングです。
 
  テン場までは3時間ほど。標高差はそんなになかった気がします。
前を歩く人のように、軽装備のトレッキング!って観光客も多数いました。
日本に置き換えると、上高地→横尾(テン場)→涸沢(ロス・トレス湖)くらいの距離感&大変さかな。
最後は雨に降られながらも、
 
  無事にテン場に到着。ここは予約不要の無料スタイルでした。
  テントを張り終わる頃には、雨が雪に変わっていました。今回はMSR号を日本から背負ってきました。(テントギアなど一式はエル・チャルテンのアウトドア屋でレンタルも可能です)
 
  テントの中でエル・チャルテンのスーパーで買った肉を焼いて、パンに挟んで夕食としました。肉とチーズはすごい安かったです。
 
  翌朝。フィッツロイトレッキング2日目
  この日は夜明け前から登り出して、フィッツロイがよく見える目的地の「ロス・トレス湖」を目指しました。
 
  テン場から1時間ほどでロス・トレス湖に到着。湖面は凍結中。
しかし、昨日までの良い天気とは打って変わって、この日はガス多めで、フィッツロイは見えず。。。
 
  しゃーないので、テン場まで戻ってチーズを食べるおじさん。この巨大サイズで800円くらいだった気がします。
  
 
  テン場でのんびりしてたら、ちょっと良い天気になってきた!
  ってことで、午後に再度さっき登ったロス・トレス湖まで行ってみることに。
  中央右側の丘の先がロス・トレス湖です。  
 
  ついた瞬間は少しだけ山頂が見えたんだけど、
 
  2時間くらい粘ったんだけど、山頂は見えず。。。無念。
    本当はこの後に違うテン場に移動するつもりだったんだけど、このままでは終われないので、明日もここに来ることにしました。
 
  フィッツロイトレッキング3日目
    わっせわっせ三度ロス・トレス湖まで登ってきたけど、この日もガス多め。
 
  でも振り返ると後ろはいい天気!
      朝日が登ってきたーーー!
 
  けど山頂は見えなーーーい(笑)
 
  しばらく粘っていると、ちょとずつガスが取れてきた!
    こいこいこいこいーーーーーー!
 
  って念じていたら、山頂きたーー!
    またいつガスるか分からないので、山頂が見え隙に写真をぱしゃっとな。
 
  せっかくなのでトミーバージョンも(笑)。
(色々とあったけど、トミーは非常によくやってくれたので、お礼として、帰国後にこの写真を大きくプリントして額に入れて進呈しました。)
 
  テントを畳んで撤収する頃には、ガスも完全に晴れました。
 
  ブランドのパタゴニアのロゴになったのはこの角度じゃないかな。
    最後にこんな最高のフィッツロイが見れたので、予定を変更して粘った甲斐がありました。
    これでフィッツロイは終了で、チリ側のパイネを目指しました。
 
  ビューンと一気に数日後です。
    あの後、チリに入国して、チリ側のパタゴニアの名所「パイネ」にきました。
    ここからチリ側のパタゴニアの「パイネ編」がスタートです。
    
    あの上がガスで隠れている「トーレス・デル・パイネ」って3本の塔がここのメインです。
    パイネも2泊3日。こっちは宿泊とテン泊の合わせ技です。こっちは宿もテン場も事前予約が必須です。
    我々が予約したのはここ  パイネグランデ  セントラル 
 
  まずは船に乗ってスタート地点へ。
 
  船から見えたあれは・・・なんだろう。。
    って思って調べたら、あれも有名な「パイネの角」って山らしい!
 
  船を降りたらこの日のお宿「パイネグランデ」に到着。山小屋というか、もはやホテル!
 
  チェックインをして荷物を置いたら、軽装でグレイ氷河って氷河に行ってみることに。
    片道11km、コースタイム3.5時間なり。
 
  ズンズンと歩いて行って、
 
  氷河&流氷的なのきたーー!奥から氷河が流れてきてます。
      あの奥がグレイ氷河。
 
  すげーなぁ、って思ってたんだけど、帰りに標識を見たら、1945年には立ってた場所まで氷河だったみたい。地球温暖化に伴う氷河の後退がヤバイ。。。
 
  お宿に戻ってきたら夕飯。夕飯は美味しくはなかったけど、まずくもないし、ビールも売ってたから良しとしました。
 
  翌日、パイネトレッキング2日目。
この日は重い荷物を背負って24km先のテン場まで行きます。遠っ!
  
 
  パイネの角を見ながら、わっせわっせ行きます。
 
  泊まったのがパイネグランド、目的地がセントラル。まだあと13.5kmもある。。。
 
  パイネの角とわたくし。この日は快晴で日差しがやばかった。私もトミーもかなり日焼けしてしまいました。
 
  目的地が遠い。。。最後はかなり足が痛くなりました。
 
  やっとテン場についた時には足に水ぶくれが。
    パイネはテン場にも温水シャワーがあるので、そこでシャワーを浴びて汗を流したら、ひたすらビールを飲んで飲んで飲み倒してやりました。
    このセントラルのテン場は事前予約が必要です!    
 
  パイネトレッキング3日目。
    この日がパタゴニアでのトレッキングの最終日です。
    早朝からパイネのメインディッシュ「トーレス・デル・パイネ」を目指します。
    わっせわっせと4時間ほど登ってくると、
 
  ジャジャーン!
    これがパイネといえばコレ!っていう「トーレス・デル・パイネ(3本の塔って意味らしい)」
    予備日がなかった一発勝負だったけど、無事にゲットできました。
 
  1時間ほどこの眺めを堪能したらのんびりと下山しました。
(トミーがパイネと擬態してるな・・・)
    
  
 
  テン場に戻ったら出発前に、iPadを下敷きにして日本にエアメールを書く。(日焼けのせいか現場仕事のおっさん感が半端ない。。。)
帰りにチリのサンティアゴ空港で投函したら、日本に着いたのは12月30日あたりで、到着に1ヶ月かかりました(笑)
初めてのパタゴニアでしたが、感想は「とにかく遠かった!」です(笑)。
  流石に遠すぎてそんなに日本人には会わなかったです(パイネで日本人3組とお会いしただけかな)。
  個人的には、パイネ(チリ)もまぁ良かったけど、やはりアルゼンチン側のフィッツロイ(パタゴニアのロゴ)が最高にカッコ良かったです!
  
  色々とあったけど、4ヶ月後の今、振り返ると結構楽しかったなぁ。
  帰りがけに見た完璧なフィッツロイと、このテン場でトミーとビールを飲み倒したのが、良い思い出。
  15泊16日なのでかなり駆け足のレポートになってしまいましたので、完全版はJourney4に載っていますので、もし興味のある方がいたら下記ご確認ください。
  パタゴニア完全版「Journey 4」はこちらからご購入頂けます 
  
ちなみにJourneyを買って下さった方の中でお二人、行ったことがある!って方がいました。あんな南の果てに行く方がいるのか!って驚きました(笑)。さらに、そのうちのお一人は南極まで行ったらしい。。。凄すぎです! 
 
最後にお知らせをさせてください。
今年も奥多摩での紅葉ハイキングツアーを開催します!
	めちゃくちゃありがたいことに、すでに8割くらいご予約をいただいていますので、11/21(平日金曜)川苔山・百尋ノ滝を追加しました!	
1)川苔山・百尋ノ滝紅葉ハイキングツアー
2)超ビギナー向け鳩ノ巣渓谷ハイキングツアー
の今年は二本立てです!
	11月1日〜週末を中心に実施しますので、宜しかったら一緒に奥多摩を歩きましょう!
    
    【今回の主な登場装備】
    スポルティバのハイキング用の靴 / 私の防風パンツ厚手(ノース黒)/ グレーのパンツ / ブルーのハードシェル / カーキのジャケット / MSRの4人用テント  / MSRグランドシート /私の大きいザック(ミレー)
モデル違いや、販売終了の場合あり。
    
    撮影:カメラ Nikon D500  レンズ:16mm-80mm 
 ▶️歴代アイテム一覧
      
  
      
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