岩手県盛岡市のすぐ上の八幡平市に行く私用があったので、せっかくなので百名山の八幡平(はちまんたい)に登ってきました。
自分でもすっかり忘れていましたが、これが百名山40座目でした。
富士山、尾瀬燧ケ岳と、連続で山頂まで行けてないので、今回はちょっといつもより、ピークハントを欲してました(笑)
地図:昭文社「山と高原地図5 岩手山・八幡平 秋田駒」
山頂の南側の駐車場に停めると、片道20分くらいで山頂に到着します。
さすがにそれだと寂しいので、随分手前の茶臼岳登山口から、八幡平までピストンをすることにしました。
標高差はあんまりない、のんびり湿原満喫ルートです。
駐車場にレンタカーを停めて、ケンジと一緒に出発。色々とあって、入山が12:45とけっこう遅くなってしまいました。
駐車場が小さくて、最初気づかず素通りしてしまったので注意してください。4台分くらいのスペースがあります。
八幡平 茶臼岳登山口の駐車場の場所をGoogleMAPで確認する
標高差はあんまりない!と余裕をぶちかましていましたが、まさかのいきなりの登り(笑)!(中央の山頂を越えていきます)
いきなりの階段。このルートは、登山口~茶臼岳までが一番登ります。その後は穏やかです。
茶臼岳が遠くに見えます。油断していましたが、けっこう登るっぽいです。
木道が切込みが入っていて歩きやすい!先週の尾瀬より格段に良い木道です。
目の前を蛇が通過。にょろにょろ。
30分ほど頑張って登ると、茶臼山荘があります。無人の避難小屋でした。ここの分岐を茶臼岳の方へ。
天候は晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、本当にどんどん変わるコンディションでした。
晴れor曇りだと半袖一枚で丁度良かったです。
分岐から10分もかからずに茶臼岳の山頂に!
4/25.26に赤岳に行って以来、1ヵ月半ぶりのピーク(笑)
メインではないけど、茶臼岳山頂からのも景色はかなり良かったです。
茶臼岳からは緩やかなくだりです。岩岩した足場が少し不安定な道が延々と続きます。
20分ほど歩くと、湿原で気持ちの良いゾーンになります。
道は雪解け水で、小川状態になっていました。
熊ノ泉まできたら、水芭蕉が咲いていました。
先週の尾瀬に続いて、水芭蕉を連続ゲット!
熊ノ泉は休憩場所もあって、すごく気持ちの良い湿原でした。穏やか~。
木道パターン2。今度は四角模様になりました。
2箇所大きな雪渓が残っていました。ここは1箇所目。
トラバースなので、滑らないように慎重に進んでいきます。ストックがあったらよかったです。
源太森という小高い部分に到着。眺望がよく目的地の八幡平が見えます。
また湿原に出ました。 日曜日なのに尾瀬と違って人が少なくて気持ち良い!
山々に囲まれている尾瀬と違って、広ーーい平べったい湿原と森が何個もある八幡平。同じ湿原でも、尾瀬とはぜんぜん印象が違いました。
木道パターン3、ボコボコ。八幡平の木道は尾瀬の80倍歩きやすかったです(笑)
貸切だぜー!
よくみたら胸の汗がまさかのハートマーク(笑)!
八幡沼。でかい!そしてこの残った雪でスノーボードをしている人がいてびっくりしました。
水が透き通って本当にキレイ!
最後は遊歩道を10分くらい歩けば、八幡平の山頂に到着!私的には本州最北端の百名山になりました。
右の櫓からの眺望は、まぁそこそこ、って感じでした(笑)
レンタカーを返す予定もあるので、帰りはもくもくとハイペースで下山しました。下山後は、ケンジが行きたがった七藤温泉(とうしちおんせん)へ!道路から思いっきり見えてるぞ(笑)ってくらい、開放感全快の露天風呂があって、最高でした。
が、内湯で体を洗って、素っ裸で露天風呂に「さむ!さむ!」っと言いながら小走りで向かっていたら、まさかの露天風呂が混浴で、湯船の中には女性が! なかなかの恥をさらしてきました(笑)
女性専用の露天風呂はありました。男性専用の露天風呂があったかは不明(笑)
なかなかアツアツで湯でした。が、帰りの夜行バスで僕らは温泉卵臭がすごかったと思います(笑)
帰りの道で撮った夕暮れの岩手山。来年もまた八幡平市にくるので、そのときは必ず岩手山を登ろうと思います。
初めての岩手の山でしたが、空いてるし、温泉がいっぱいあって最高だし、本当に良かったです。八幡平は駐車場が随所にあって、スニーカーでも湿原を楽しめるルートも何箇所もあったので、登山装備がなくても十分に湿原を楽しめると思います。
岩手、最高でした。