本当はY氏と裏銀座3泊4日の予定だったんだけど、「百年に一度級」って台風が九州沖を通過したために、双六岳あたりはずっと荒天&風速30m級の超爆風予報。
    さっすがにこれじゃぁなぁ。ってことで、前日に2人で相談した結果、数日間天気がいい!って予報になっていた中国地方の大山&蒜山(ひるぜん)に突然の方針転換!
車にテントと登山の道具を積んで、あとは天気と気分次第で行こう!って感じの風任せな感じで、遠路中国地方まで行ってきました!
初日は遠すぎるので移動だけ。我が家から片道700km弱の蒜山高原までビューーーンっとやってきました!
  蒜山高原では謎のトーテムポールがお出迎え(笑)
 
  キャンプ場が台風のためにどこもクローズになってしまっていたので、まぁどこでもいいか、ってことで、この日はキャンプ場で泊まる予定だった休暇村 蒜山高原のホテルの方に泊まりました。 
  ホテルの部屋から見た朝日&蒜山三山!
  先に蒜山、その後に大山に登ろう!っていうプランにしました。
高原の朝、反則級に気持ちがいいぜ!
    朝食の前にちょい散歩。奥に見えてるのが今日のぼる蒜山三山!
蒜山の守神?スイトンというらしいこのトーテムポールと記念撮影。
  こんなご時世だからか、元々安いのに、さらにGotoトラベルで割引になって、さらに色々とあって、ホテル代は超絶激安!
  さらに、ここからが重要なんだけど、なんと!ここに泊まると、登山口まで送迎してくれるってサービスがあり!
やっっっすいのに、それに朝食までついて、温泉入り放題で、なんか泥棒級でした(笑)。
     今回は現地の地図の方がわかりやすかったので、こっちでコースタイムを記載。
       スタート地点の下蒜山登山口まで送ってくれて、帰りは電話をすれば上蒜山登山口まで迎えにきてくれます!       もう最高すぎる!
       上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
  地図:山と高原地図 大山・蒜山高原 三瓶山・比婆山・道後山
  ホテルのマイクロバスにビューンと送ってもらって、下蒜山の登山口からエントリー!
  下蒜山登山口の駐車場の場所をGoogle MAPで確認する  
   
  最初の下蒜山までは登り600mくらいなので、まぁ余裕でしょ!って言っていたら、いきなりの激登り!
    
  舐めていたら、ひったすら激坂でいきなり疲れました(笑)。
 
  5合目まで来ると視界も開けて、勾配も穏やかになりました。
  
  あれが下蒜山の山頂!
  ジグザグして気持ち良さそうな道が見えます。
  お天気もよくて気持ちよい!
  前回の北海道遠征の羊蹄山がまっっっっっっ白だったから、この天気が2人とも本当にうれしかったです。
  途中の雲居平ってところ。
  この日は蒜山も風が強くて、風の通り道になるこのあたりは爆風が吹き荒れていました。
  こんな風ででっかいザックを背負って裏銀座に行ってたら、鏡平の手前で吹っ飛んでたわ(笑)。
  爆風の中、気持ちの良い稜線を歩いて、あそこまで行きます。
  もうススキがチラホラ。台風一過でこの日は暑かったけど、もう秋がすぐそこなんですね!
登ってきた稜線を見下ろす。あの右端からずっと登ってきました。
  登り出して1時間くらいで下蒜山の山頂に到着!
  向こうには大山も見えました。
  まだまだ先は長いから、さささっと進みます。
  真ん中の中蒜山を経由して、右端の上蒜山まで行きます。結構遠い!笑
  中蒜山と、気持ちいい稜線とY氏。Y氏を探せ!
  この日は暑かったから、風が強くてちょうど良かったです。
  風に吹かれながら、気持ちの良い道を歩く。
  大山は結構前に登ったことあって、その時からずっと蒜山にも登ってみたかったんだけど、登ってみて確信しました。
  蒜山は標高差もちょうどいいし、超絶気持ちいい!
  歩いてきた稜線を振り返るY氏。
  わっせわっせと再びの激坂ゾーンを登り切ったら、中蒜山の山頂&避難小屋が見えてきます。
  登り出して2時間半くらいで中蒜山の山頂に到着!
  向こうに見えているのが上蒜山!
  上蒜山が一番高いので、上蒜山が「蒜山」の山頂、ってことのようです。
  お尻のような場所に立つY氏(笑)。
  中蒜山→上蒜山も気持ちいい!
  
  ただ最後の方は、三度激坂!
  気持ちの良い稜線と激坂が交互に訪れます(笑)
  激坂の途中で振り返ると、はるか向こうに下蒜山!
  あそこからずっと歩いてきたと思うと、かなり感慨深い!
  登り出し3時間15分で上蒜山の山頂に到着!
  上蒜山の山頂はまさかのノービューでした(笑)
  山頂は眺望がないので、そのままさささっと降りてきました。
  Y氏撮影の「青空と汗だくおじさん」。
  槍が峰ってポイントで絶景を望む。
  上蒜山→登山口は、気持ちの良いポイントが少なめでした。
  登山口から上蒜山だけピストンしたら、気持ち良さ5/100%くらいしか味わえないので、縦走がおすすめです。
  我々は送迎してもらえたけど、マイカーの方はタクシーもあるようなので、タクシーで送ってもらうのもありですね!
  総じて蒜山はめちゃくちゃ気持ちの良いお山で、本当に最高でした。私もY氏も大好きになりました。
  翌日は午前中は晴れ!って予報だったので、大山にいくことにしました。
  こちらは大山の南側。北アルプス感がすごい!
  翌日
キャンプ場を真夜中に抜け出し、午前3時に駐車場までやってきました。
  この緑のテープのところに、「避難小屋は工事中で使えません!」的なことが書いてあったけど、まぁ関係ないか、ってことで、登山届けを出したら入山!
  前回と同じ夏山登山道で登って、朝日を山頂でみる作戦です。
  山頂までは3km、標高差1000mくらいです。
  ひっっっったすら階段で、ヒーヒーいいながら登りました。
  こちらはその工事中の六合目避難小屋。
  明け方なのに暑くて、2人とも汗をかきかき登りました。
  物凄い整備されているので、ヘッデンだけでも問題なく登れます。
  最後の木道パートまできました。
  この辺りまで来ると風が強くてやや肌寒い。
  山頂はすぐそこ!
  って、思ったら、本当に最後の最後で通行止め。え?
  まさかの山頂の100mくらい手前から先に進めない!朝日の方向がまさに工事中で通行止め!
    「え、なにこれ?」
  って言っていたら、夜明けが間近に・・・。
  って思ったら、いきなり本気のガスが!
  「え、なにこれ!!!!!!!!!!怒」
まさに泣きっ面に蜂状態(笑)
  結局、こんな感じで、山頂手前100mでガッスガスのままフィニッシュ。
  山頂もいけない、朝日も見れない、バッチも買えない(これは臨時で売っている時もあるらしい)で、  マジでこの工事中は大山に来る価値ないっす!怒
工事は秋には終わるみたいなので、要チェックしてから行ってください!マジで罠です。
我々の他にも10人くらい人がいたけど、みんな色々な意味で、なにこれ??!!ってなってた(笑)
  はーあ、マジなんだよ!って感じで降りてきました。
  山頂はガスの中。
  また春の残雪期に来よう。っていいながら下山しました。
  そのあとは温泉を満喫し、境港で海鮮丼を食べて、キャンプ場に帰ってくる頃には大山がくっきり見えていたので、伯耆富士と記念撮影。
  でも大山は岩手山と同じで、見る方向が違うと全然富士山じゃない!ってなる変則スタイルでした。
  最終日はキャンプ場で12時間は寝て、ジンギスカン(この旅2回目)と蒜山焼きそばを食べ、スイトンの置物をお土産として買って、そばのお花をめで、温泉に浸かって(この旅6回目)、ソフトクリームを食べたら(この旅3回目)、のんびりと帰路につきました。
  旅の最後は名古屋で降りて、ひつまぶし3,990円(最後の最後に横綱級!!!!)を食べてから帰ってやりました!
  
  大山はなんだかなーだったけど、蒜山は私もY氏も大好きになりました。
  蒜山はお山もいいし、蒜山高原自体も牧歌的でのんびりしてるし、高原だから風が気持ちいいし、本当に最高でした。
  こんなタイミングじゃないと、ここまで蒜山/大山でのんびりといけないので、これはこれでとても良い旅になりました。
  裏銀座は来年また行こうと思います!
最後にお知らせをさせてください。
今年も奥多摩での紅葉ハイキングツアーを開催します!
	めちゃくちゃありがたいことに、すでに8割くらいご予約をいただいていますので、11/21(平日金曜)川苔山・百尋ノ滝を追加しました!	
1)川苔山・百尋ノ滝紅葉ハイキングツアー
2)超ビギナー向け鳩ノ巣渓谷ハイキングツアー
の今年は二本立てです!
	11月1日〜週末を中心に実施しますので、宜しかったら一緒に奥多摩を歩きましょう!
    
    【今回の主な登場装備】
    スポルティバ3シーズン靴 / 私のノースのザック /私のタンクトップ / 私の帽子/ Y氏の極小グレゴリーザック
    Y氏のノースの花柄の帽子は数年前のものなので販売終了
モデル違いあり
    
    撮影:カメラ Nikon D500  レンズ:16mm-80mm 例外あり
 ▶️歴代アイテム一覧
      
  
      
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    オリジナル雑誌「Journey」、ステッカー、Tシャツ、手拭いなどをご購入いただけます。
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