2014.10.19 八海山 登山
ビストロきっちょむ登山隊のラブピンクによるレポートです。
黄金色の紅葉を抜けてスリル満点の岩稜帯を行く、八海山大冒険の巻。
8:30駐車場到着。
前日の平ヶ岳ロングトレイルとは打って変わって、今日はロープウェイに乗っちゃいます。
往復乗車券は2,000円です。
バスツアー登山隊の皆様とともにぎゅうぎゅうのロープウェイ。
7分間の空の旅。この時間は9割が登山者です。
9:00入山!
DIY風の鳥居をくぐります。
前日の平ヶ岳ロングトレイルと違って時間に余裕があるので、存分に紅葉撮影会ができます。
まだ青いモミジ。この姿も好きです。
八海山の紅葉は黄色がメインです。
10:10で女人堂。トイレがありますが団体さんで大賑わいです。
八海山の名水で炊いた魚沼の新米を食べたい!
水場をすぎると、大渋滞の長い鎖場です。
帰りに7歳ぐらいの女の子が「落ちちゃうー!」とぐずりながら降りていました。
八海山で出会ったお子様連れは3組ぐらい。
子供を連れてくるには少しハードだと思われます。
11:05千本檜小屋に着きました。
チップ制のトイレ(男女共用)があります。
ここにザックをデポ。
八ッ峰コースの最高峰は一番右の大日岳です。
登山地図では迂回コースがメインルートです!!!
体力に自信がない、ご高齢の方やお子様連れは迷わず迂回コースを行ってください。
八ッ峰を全部い越えるのは危険なので、一番手前の地蔵岳だけ行く人が多い様です。
渋滞を避けるためちょっと脇道。
うーん、今日も秋晴れビューティフォー!
八ツ峰のひとつめ地蔵岳。魚沼市街が一望できます。
ここまでは八海山ロープウェイHPでもチャレンジコースということで人が多いです。
地蔵岳からすぐの不動岳。ここから先は危険度は増しますので、行く人は少ないです。
自信のない方は無理せず迂回コースを行ってください。
上級者コースの為、難易度は高めです。
鎖場が連続するので、三点指示で慎重に進んでください。
鎖があるので慎重に足場を確認しながら進んでください。
八ッ峰最高峰 大日岳きたよーーーー!
大日岩の大明神はドラゴンボール風です。
奥にある入道岳が本当の山頂らしいのですが、八海山といえば八ッ峰なので、その最高峰に登ったからもう帰ります(笑)
この大日岳から下りる鎖が最後の最後で難所!
半分まで足元えぐれてるので、探り探り下ります。
離れて見た図。
13:40大日岳をおりてきたら迂回路と合流します。
地図上は「崩落の為」バツがついてますが長ーいハシゴがあって通行できました。
右側にハシゴの頭が見えています。それを下ります。
迂回路の大冒険感がすごいです。
釈迦岳と摩利支岳の間にある迂回路との分岐地点。
左から摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳。よくあの上を歩こうと思ったな…
お気に入りの一枚、team veryblue のお二人です。映画のワンシーンみたい!
迂回路(地図のメインルート)のなかなかスリリングな個所です。
日が傾いて来ました。デポしていたザックを背負い、紅葉の中へ。
そうだ、あたしたちは紅葉を見にきたんだった(笑)
漕池に寄り道してみると、夕陽に照らされた紅葉リフレクションという思わぬ収穫がありました。
まもなく下山です。
振り返ると八ッ峰の凸凹が見えてますね。とっても紅葉が綺麗です。
そして、全員が黄金色に照らされながら、無事下山です。
最後まで最高の秋晴れでした。
帰りは車で15分ほどの温泉に立ち寄り、おいしいと有名な親子丼屋さんで旅の締めです。
お店にお願いして炊き立ての魚沼産新米でおにぎりを握ってもらって、関越道を南下しながら最後まで新潟を楽しみました。
最期に、八海山を振り返って。
鎖場だらけだよって聞いてはいたけれど、3人とも想定外な大冒険となりました。
めちゃめちゃ怖かったけど、思い出せばとてもいい経験で楽しかった!
前日の平ヶ岳に続いてすばらしい天気と紅葉に迎えてもらって、新潟が大好きになりました。
次は、岩場からずっと見えていたあの山に行きたいな。待っててね越後駒ケ岳さん。
そして、2日間のステキな旅に招待してくれたteam veryblueのお二人に心からありがとーう!
八海山の天気 ←風速も分かります!
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