今シーズン初のパウダースノートレッキング!手白澤温泉の巻。
山ガール隊員 ラブピンクです。
日光より鬼怒川温泉よりもっと奥、奥鬼怒温泉郷に行ってきました。
今回は、駐車場から2時間半ほど歩いた先にある手白沢温泉ヒュッテさんにお世話になりました。
山仲間さんからお誘いいただいて、男女ななんと12人のグループで行ってまいりました。
東北道13台玉突き事故渋滞や色々あって、女夫渕温泉駐車場についたのはまさかの14:30…
この辺りの積雪は5センチぐらいでした。
木造の建物がトイレです。
奥の白い建物の前から、途中で通過する加仁湯のシャトルバスがでていました。
宿までのコースタイムは2時間半です。
最初の10分ぐらいをグググッと登るとあとはほぼフラットです。
山ガールがたくさんなのでとってもカラフル!
あられがチラチラと降っていました。 この辺はチェーンスパイクをつけなくても大丈夫そうでした。
サクサクと八丁の湯まで来て、ちょっとだけ休憩です。
ログコテージが並んで露天風呂もある素敵なお宿。シャトルバスがある様子。
まさか帰りにこのシャトルバスにお世話になるとは、この時は思ってもみなかったのです…
八丁の湯から15分で、とっても立派な加仁湯のお宿。ここもシャトルバスで来られるそうです。
加仁湯さんから先は雪も10センチぐらいで凍結箇所もあるので軽アイゼンを付けて、ヘッドライトも手元に準備。
地図上の山道コースには入らず、安全のために車道を歩きました。
ほぼ真っ暗の17:00、手白澤温泉ヒュッテに到着です。
笑顔が素敵な女将さんが迎えてくださいました。
夜の雪道歩きは危険なので反省点…
無事に到着できて良かったです。
床下に温泉がひかれていて、ぽっかぽかの館内。
お風呂上がりは浴衣と裸足(笑)
実は3ヶ月前には予約が埋まることもあるという、大人気のお宿!
サッと温泉で汗を流して、硫黄の香りを漂わせながら夕食タイムです。
もはや山小屋ではなく温泉宿クオリティなお品書き。わくわくわくわく
メインの岩魚の塩焼き!すごーい!
一夜干しなのかぎゅっと旨味が詰まっていて、背身には川魚特有の透き通った脂がのったとても良いお味でした。
もちろん両手でつかんで背中からがぶりです。
食堂には薪ストーブもあります。
パチパチとはぜる音がして、とってもすてき。
薪がいい匂いで大好きです。
この後もう一度温泉に入って、部屋に戻って宴会となりました。
お酒が飲めない私に、メンバーが用意してくれた足利狐狐ワイナリーのぶどうジュースがびっくりするほど美味しかった!ありがとーん
翌朝、早起きして朝風呂にきました。
湯の花が浮くちょっと熱めのお湯がじわっと沁みます。
雪見風呂って良いですねぇ
夜ご飯が素晴らしかったから朝ごはんも期待しちゃいます。
つやっつやの岩魚の甘露煮をはじめ、ご飯泥棒なおかずがたくさんで嬉しい朝ごはんとなりました。
おかわりしちゃったもんね。
今回は登山もなく帰るだけなので、部屋でゆっくり準備をします。
窓を開ければツーンと冷えた空気がちょっと心地いいです。
玄関の温度計でマイナス3度でした。
メンバーが作ったクリスマス雪だるまんと、お宿の番犬『岳』。こう見えてとっても人懐っこいです。
出発の時は、岳と、白ひげがカッコいい宿のご主人が手を振って見送ってくれました。
2日目は晴天に恵まれました!
サラサラパウダースノーが10センチほど積もっています。
レリゴーしたりダイブしたり、各々エンジョイしながらわいわい進みます。
カラフル山ガールたち(=´∀`)人(´∀`=)
真っ白な道に映えますね!
まだ樹氷にはなっていなかったけど、白い枝と冬の空って綺麗だな。
チェーンスパイクの底にでっかい雪だんごができています(笑)
パウダースノーにダイブ!したら浅かった…
加仁湯まで車道を歩いて戻ってきました。
すこし足を伸ばして、日光澤温泉まで来てみました。
夏はここから高層湿原の鬼怒沼に行けます。
是非とも行ってみたい場所です。
メンバーが持ってたハートのサングラスをちょっと拝借した浮かれラブピンク。
わいわいしながら八丁の湯まで帰ってきました。
昨日通ったとき、左側に見えるお部屋のテラスで、ワインが冷やされてました。おっしゃれーー!
ちょうどシャトルバスが出る時間帯で、カップルや若いグループをお見かけしました。
八丁の湯の広場で、手白澤ヒュッテさんで作ってもらったでっかいおにぎり(2個700円)を頬張ります。
メンバーが熱々のほうじ茶を振舞ってくれました!幸せ~
なんとここで、雪の上で相撲ごっこをしていたメンバーの1人が足を捻ってしまい、もう1人付き添って、八丁の湯シャトルバスで駐車場までお世話になりました。
そんないざという時のために、テーピングと湿布は常備しておきたいですね。
残りのメンバーはわいわい歩いて帰ります。
今回の旅もまた新しい山仲間さんたちと仲良くなれて嬉しいです。
八丁の湯からは雪が薄いので、チェーンスパイクは外しました。
吊り橋まで戻ってきたら、あとはググッと下って駐車場です。
予定していた川治温泉の薬師の湯がボイラー工事で12月中旬まで休業していたので、岩風呂温泉に立ち寄りました。
酸性の手白澤温泉とは逆のアルカリ泉なので、お肌の中和ができました。
鬼怒川岩風呂温泉
最後に
歩いてしか行けない秘湯のお宿は那須岳の三斗小屋温泉続いて2つ目です。
白い息を弾ませて着いたお宿で、じわっとしみるお湯に浸かり、炊きたてご飯と風味豊かな地物を頂く幸せは格別です。
今回お世話になった手白澤温泉ヒュッテさんも、素晴らしいお宿でした。
日帰り入浴はできないので、ぜひ泊まりで行かれてくださいね。
予約がますます取れなくなっちゃうから、ホントは教えたくない…そんなすてきなお宿です。