ずっと冬に泊まりで行きたいと思っていた西穂独標に行ってきました。
西穂山荘に泊まって、夕日と朝日をみて、できたらピラミッドピークあたりまで行きたいなぁ。。。
と妄想していたんですが、
今年こそは!って思っていたけど、やっぱしメンバーの都合で日帰りになってしまいました(笑)
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図: 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地
この日のロープウェイの始発が9時だったので、8時過ぎに新穂高ロープウェイの駅に到着。
第二ロープウェイの方に先に行ったのですが、ロープウェイ駅近くの駐車場はクローズしていて、かなり手前の駐車場しか空いていませんでした。ロープウェイ駅までそんなに歩きたくないので、下の第一ロープウェイの駐車場にきました。こちらはロープウェイ駅近くに停められます。駐車場代は無料です。
新穂高ロープウェイの駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
始発の時間などは公式サイトでご確認ください。
新穂高ロープウェイ
駐車場横の登山センターで登山届けを必ず提出してからの入山をお願いします。
準備をしたら始発待ちの列に並んで待ちました。登山者3:観光客(主に中華系の方達)7 な感じでした。
ロープウェイは往復で2900円+荷物代(6kg以上の場合)600円=3500/人です。
ロープウェイからこれから登る西穂の稜線が見えます。天気は高曇り。このあいだの四阿山と同じパターンか・・・。
ロープウェイで西穂高口駅について、トイレから出てくると、サイトを見ている方から声を掛けてもらいました。それもなんと、Journeyを買ってくれた方! それもそれもなんと、この日にJourneyが到着する方で、帰ったらポストを見るのが楽しみだ!とおっしゃっていました。心より感謝です!
そんなやり取りをしていたらロープウェイ駅中の写真を撮り忘れたので、写真は外に出たところからスタートです(笑)
今回のメンバーは登攀長と、先日の男体山に一緒に行ったメンズ(88)のリョウスケの3人です。
この日は全員本気の装備できました。今季初の12アイゼンとピッケルを出動させました。
でも西穂山荘まではアイゼンは装着せずに進みます。
樹林帯の中を黙々と進んでいくと、西穂の山々がチラリズム。
でも後ろの雲と稜線が一体化して、あんまりわからない前回と同じパターンのやつ。。。。
えっさえっさ登って行きます。この日は晴れ予報の日曜日でしたが、僕らを含め20人くらいが登っていました。
風がないのでやや暑いです。ノースのスーパーモコモコを着ていると汗ばみます。
樹林帯の中を50分ほど歩くと西穂山荘に到着です。ちょっとずつ青空が出てきた!
振り返ると白山が快晴の中を輝いていました!
西穂に来ると、いつも白山に登りたくなります。来年は・・・多分行かないので、再来年あたりに行きたいな(笑)
西穂山荘でアイゼンやヘルメットを装備して、防風対策もバッチリにして出陣。
って、やってたら、その間にまさかの快晴来たーーーーーー!!!!
乗鞍岳(奥)と焼岳(中央)も白く輝いていました!
西穂高岳へと連なる峰々現る。カッコ良い!
西穂独標は一番右の黒いピークです。中央がピラミッドピークかな。
日曜ということもあり、トレースがバッチリできていて、歩きやすかったです。
まずは丸山に到着。完全快晴丸!
気温は-3℃。風は5mくらいでした。
この日はノースのスーパーモコモコの上に、ノースの紫ライトダウンのわたくし。
一応念のために言っておきますが、もちろんノースがスポンサー、な訳ないです(笑) ただ好きなだけです。
もうすでにふんわりと気づいてた方もいるかもしれませんが、登攀長とリョウスケは、完全にペアルック(笑)
一応念のために言っておきますが、もちろんこの2人はできて、ます!!(笑)
稜線に出ると風は10mないくらい、強くて瞬間的に12-3mくらいな感じでした。まぁでも冬の北アルプスでは良い方だと思います。風が15mくらいになると体を持って行かれそうになり、それより強くなると歩くのはインポッシブルとなります。
西穂独標の手前が一番風が強くて、顔の露出している部分が死にました。
独標の下についたらピッケルを出して登りました。
残雪期に登った時に比べて、雪がちょっと少なく、岩がまだかなり露出しているので、ちょっと登りにくかったです。
この日がアイゼン&ピッケルデビューのリョウスケも、一歩一歩慎重に登って来ました。
登攀長も無事に登頂。
ロープウェイの駅から2時間10分で西穂独標に到着しました!
3人で勝利のセルフィー!って、3人とも強風によって顔面が死んでいて、うまく笑えてない(笑)
登りより降りの方が何倍も怖い、というのはもちろんここでも当てはまり、独標の降りもなかなか怖かったです。
もう少し雪が厚くなって、岩がなくなると登り降りしやすくなると思います。慎重に慎重に。
降ったところで前述のJourneyを買ってくれた男性とすれ違いました。お気をつけてー!
やったぜーい!な2人。なぜかずっと「勝利の歌を歌おーおーよ♩」が頭の中を無限ループしてました(笑)
振り返ると、男性が無事に登頂して、標識にタッチ!の瞬間を激写。
(後日ご連絡をいただいたので、この写真をお送りしておきました 笑。本当にありがとうございました!)
勝利の歌を歌いながら、のんびりと下山しました。
西穂山荘でのんびりとお汁粉を食べたり手ぬぐいを買ったりしながら男性を待って、みんなで記念撮影をしたら下山しました。
ちなみに料理がろくにできないポンコツメンズだけだったので、この日はノービストロでした。
14:30ごろにロープウェイ駅に戻って来ました。降りの最終は16:15です。
冬季に西穂独標の先にあるピラミッドピークまで行って戻って来るのは、結構ギリギリだと思います。健脚の人じゃなければ、独標までが最適かと思います。