2016年登山第二段で八ヶ岳の北の端、ぽこっと目立つ山容の蓼科山(たてしなやま)に登って来ました。
今回もアイゼントレーニングを兼ねて、全員12アイゼンでした。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」
7時過ぎに駐車場に到着。
気温はマイナス7度でしたが、ここまでの道はまさかの凍結はなしで、ノーマルタイヤで問題なく来れました。
前回2013年12月に来たときは、ものすごい雪道だったんですが・・・。
今年まだ車チェーンを1回も使用していません。。。地球温暖化が本当にやばいです。
駐車場には車が多数停まっていました。駐車場代は無料です。
温かい格好をしたら入山!
今回のメンバーは、Mako、Y嬢、登攀長Iの4人です。
登山届けのポストはこの登山口にはないので、登山届は前もって警察署にメールで提出しました。雪山登山の場合は必ず登山届けを提出しましょう!
すずらん峠の駐車場の場所をGoogleMAPで確認する
雪道というか、凍り道でツルツル滑る道を進んでいきます。
天気はいまいちで雪!
午後から晴れるらしいので、天気の回復を祈りながら進みます。
雪が降る中、滑る道を慎重に登っていきます。雪が本当に少ないです。
このルートは森林限界を超えるまで、樹林帯の中を黙々と登っていくルートです。やや単調です(笑)
久しぶりの雪の中の登山。樹林帯の中なので風はなく、少し暑いくらいです。
Makoが最近青いジャケットを買ったので、私と思いっきり色が被ってます(笑)
ま、私とY嬢はノースのフリースが被っていますが(笑) Y嬢の青は旧バージョン。
ノースのこのモコモコのフリースは首元まで温かくて秀逸!この季節でもこれとTシャツだけで登れます。
最近、僕らの間でウェアやギアの被りが頻発しています(笑)
途中からあまりのツルツルでスリップが頻発したので12アイゼンをつけます。
晴れたら眺望があるゾーンですが、雲で眺望ナシ。
雪が少ないですが、良い感じ。
少しずつ天候が回復してきて、たまーに晴れ間が少し見えてきました。
森林限界を超えると、岩ゾーンになります。
ココから先は風が強いので、防寒対策を万全にして進みます。
雪が少なく岩が露出しているので登りにくいです。
アイゼンを引っ掛けないように注意。
強い風の中を登ります。
うっすらと蓼科山頂ヒュッテが見えてきました。もう山頂はすぐそこです。
駐車場から3時間ほどで山頂に到着。
左から登攀長I、Y嬢、Mako、わたくし。
山頂の中央に神社があります。
雲の切れ間から青空がチラホラ。
神社は雪に埋もれています。
晴れそうなので山頂で30分ほど待ちましたが雲は切れず。。
諦めて下山を開始。ちょっとずつ天候が良くなってきて・・・
かなり雲が少なくなってきました。
ここでまさかのメンバーのDAIさんと偶然遭遇(笑) みんなびっくり(笑)
この季節に登れる山は限られるとはいえ、偶然の遭遇にテンション上がりました!
降りてきたらかなり天気が良くなってきました。
赤岳方面の眺望も開けました。本当に雪が少ない。。。とても1月とは思えませんでした。
下っていると、登攀長Iがアイゼンをズボンに引っ掛けて派手に転倒!
足をひねって捻挫っぽい感じになってしまいました。
危険箇所での転倒じゃなくて良かった、とはいえ、かなり痛いらしく、ザックを僕らが持ってあげての下山となりました。
雪山は危険が伴いますので、くれぐれも注意してください。
初心者のソロ雪山は絶対にオススメしません。