登攀長と山に行く日程だけが決まっていたこの日。
    直前でどこに行くか相談した結果、「五竜岳の遠見尾根で、鹿島槍と五竜岳の写真を撮るってのはどうですか?」って登攀長からの提案を即採用して、日帰りで遠見尾根の途中まで、素敵な山の景色を求めて行ってきました!
    今回も毎度お馴染みコロナの抗原検査キットで、前日にコロナに罹ってないかをちゃんと検査して、かつ、万全の感染症対策をして行ってきました!
→抗原検査キット    
 
    
	上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
  地図:山と高原地図 鹿島槍・五竜岳(登山地図 | マップル)
 
  遠見尾根へは「エイブル白馬五竜」というスキー場のテレキャビンでエントリーします。
    テレキャビンの始発の時間8:30。でもちょっと間に合わなくて、8:30ちょうど頃に登攀長のオレンジカーでスキー場に到着。駐車場代は無料です。
    エイブル白馬五竜スキー場HP
    エイブル白馬五竜スキー場の場所をGoogleMAPで確認する   
テレキャビンのとおみ駅からスタート。
ここは2018年にY氏とMakoと五竜→唐松って縦走した時にもきたはずけど、あんまし記憶になかった(笑)
テレキャビンの料金は往復で2000円/人なり。
    
    
  テレキャビンでグングン上がっていきます!
 
  今回は、よくキャンプに一緒に行くシムさん&広末涼子(淡路島のお父さん命名)の変態夫婦と山頂駅で待ち合わせて、4人編成です。
    って、まさかのシェルの色が3人オレンジ(笑)!
    紛らわしっ!
    
    ※変態夫婦って呼称は、季節外れの大雪直後に中房温泉から大天井岳を日帰りピストンをする。という変態的な行為により命名されました。
  この日はめちゃくちゃいいお天気で、眺望最高!
  あ、広末、ピントあげなくてごめんね笑
  この前さぁ、トレーニングで走りに行こうとして、自宅前で思いっきりずっこけて捻挫したんだよ!って言って、その様子を再現しているわたくし。
  先週の飯縄山の時からで完治してないけど、構わず来ちゃいました(笑)
  最初はゲレンデをえっさほいさと登っていきます。
  後ろからだと、誰が誰だかわかりづらいオレンジ軍団(笑)
   
  って、遠くに五竜岳がって、「え!何あれ!すごい模様!」
  って大興奮していると、あれは戦国武将の武田の家紋「武田菱(たけだびし)」って言われる有名な雪形らしい。
  私以外の3人は当然知ってて、全く知らなかったの私だけだった(笑)
  登山10年目でも知らないことばかりだなぁ!笑
  この日は風速20m越えの爆風の予報で、しばしば爆風が吹き荒れていました。
  でも写真を撮る方としては、絵になるから強風も大歓迎!
   
  快晴の土曜日なので、登っている人が想像よりたくさんいました!
  全部で50人くらいとすれ違った気がします。雪上テントでピークを目指す人が30%、我々みたく日帰りで途中までが40%、バックカントリーの人が30%、ってくらいな感じでした。
  もうかなりの人数が先行してくれているので、そのトレースをお借りして登りました。
風はすごいけど、めちゃくちゃ良いお天気なり。
  大パノラマとオレンジ軍団。
 って、やってたら、まさかの!後ろからもオレンジ軍団が!爆笑
  このオレンジと赤の中間色のジャケット、そんなに流行ってるの!?
 ちなみに登攀長のはアークテリクス、シムさんがノース、広末のは…どこのか知らね(笑)
  我々は12アイゼンで登りましたが、スノーシューの人もいたし、ワカンの人もいたし、スキーの人もいました。
  遠くには巨大なびし!あんなんが自然にできるなんてすごいなぁ。
  正面左上のぽこりが、最初のポイントの小遠見山。
  小遠見山→中遠見山→大遠見山→西遠見山→五竜岳って流れです。
  我々はとりあえず無理せず、中遠見まで行こうか!ってこととしました。
  雪煙と登攀長!
  風はものすごかったけど、気温はこの時期にしてはかなり高めだったので、そこまで過酷!って感じではなかったです。
  巨大なびし!(武田菱)。
  一番左のぽこりが中遠見。中央のぽこりが大遠見。中央やや右が西遠見山かな。
  テントの人は、西遠見山あたりに設営するってことらしいです。
  縦でもびし!
  小遠見山の手前で、爆風と雪煙とあなた状態に。
    
  この写真めっちゃ好きだわぁ。
  左から噴き上げる爆風で、雪煙が線になっとるし、地面には不思議な模様ができてるし、なんか色々とすごい素敵な景色だったなぁ。
  
  小遠見山の山頂にはツアーの方などが多数で混んでいたので、トラバースして素通りしました。
    小遠見まで来ると、向こうに鹿島槍が現る!
  
  正面には五竜岳のびし!で、どちらも本当にカッコ良すぎました!
  振り返ると、後ろには小遠見山。
  あの小遠見山まで!って方も多そうでした。まぁそれでも満腹になるの間違いないっす!  
  爆風に負けずに、さらにわっせわっせと登ると、
  
  正面にドーン!と鹿島槍。
    あっちも雪煙が上っていて素敵すぎる!
  あのカールが、昔、平家の落武者が逃げ込んだって言われているなんとかかんとかだよ!
  って、シムさんが教えてくれたけど、光の速さで名前を忘れちゃった笑
  引きでもう一枚。
  正面が鹿島槍で、左端が爺ヶ岳だ!
本当にブラボーな景色でした!
  ロープウェイを降りてから2時間半ほどで、中遠見山に到着〜。
  絶景を満喫したので、本日はここまでとしました。
  3人で「びし!」のポーズ!
  あまりの爆風で三脚が出せなかったので、武田菱じゃなくて、三菱になっちゃったけど(笑)  
  せっかくだから最新iPhoneの広角で集合写真!
  私一人だけオレンジじゃなくて、アウェー感が半端ないっす笑
  絶景を満喫したら下山開始!
  帰りも風が強くて、稜線では立っていられないほどの突風も吹きましたので、ゆっくり安全第一で下山しました。
  の逆アングル。
  まるで(変態)夫婦に密着のカメラマン2人みたいだな!笑
  風はすごかったけど、とんでもなくブラボーな景色が見れて、大満足だったわぁ〜。の背中たち。
  登りも下りも、本当に最高の景色すぎました。
  夏に来た時もよかったけど、冬の方が好きかも!
  この後は、青木湖の湖畔のキャンプ場でキャンプをして、のんびりと自然に癒されてきました。
    
  初めての冬季の五竜岳の遠見尾根でしたが、
  あまりに素敵すぎたので、来年は我々もテント泊で五竜岳まで行ってみよう!ってことに満場一致でなりました。
  ここにパワーと耐寒性があるメンツを2人くらい入れて、6人編成で交代でラッセルすれば、運が良ければ山頂まで行ける可能性もあるんじゃないかな。  
最後にお知らせをさせてください。
今年も奥多摩での紅葉ハイキングツアーを開催します!
	めちゃくちゃありがたいことに、すでに8割くらいご予約をいただいていますので、11/21(平日金曜)川苔山・百尋ノ滝を追加しました!	
1)川苔山・百尋ノ滝紅葉ハイキングツアー
2)超ビギナー向け鳩ノ巣渓谷ハイキングツアー
の今年は二本立てです!
	11月1日〜週末を中心に実施しますので、宜しかったら一緒に奥多摩を歩きましょう!
    
    【今回の主な登場装備】
    スポルティバ冬靴 / 
モデル違いあり
    
    撮影:カメラ SONY α7R IV  レンズ:24mm-70mm & 12-24mm ※例外あり
▶️歴代アイテム一覧
      
  
      
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