登山の師匠から突然「明日山に行こう」と誘われ、急遽雲取山に。
雲取山に行ったことのない師匠のリクエストだったけど、僕としては3回目。来るたびにヘトヘトになる魔の山です
豪雪後の3月の雲取山登山の様子はこちら。
このときは雪が凄くて同じ山とは思えませんでした。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 雲取山・両神山(山と高原地図 26)
勝手知ったる鴨沢の駐車場から今回もスタートです。
東京から来たら少し奥(山梨側)のお祭から登れば、上の駐車場に行けるっぽいです(聞いた話ですが)。
もっとも一般的な鴨沢からのルートを行きます。
標高差1500m、片道10kmあるので、体力に自信のない方は無理をせず1泊をおすすめします。
山に慣れていない方が日帰りで行くと、かなり疲れ果てると思います。
今回は久しぶりにキリマンジャロで出会った、最強の師匠と一緒です。
七ツ石小屋までは、樹林帯の中をもくもくと登っていきます。
特に危険個所、急坂はありません。ただ距離が長いので、もくもくと歩きます。
道中でであった植物たち。右下はクワガタがひっくり返って死んでいました。しかし野生のクワガタなんて久しぶりに見た。
鴨沢の駐車場から2時間ほどで七ツ石小屋に到着しました。
ここには水場があり、食糧や飲み物も買うことができます。
七ツ石小屋を出て、ブナ坂を過ぎると、斜面に花が咲き誇っています。
これはマルバダケブキというキク科の花です。
お花畑状態です。
ヘリポートを過ぎると雲取山の山頂が見えます。
七ツ石小屋まで来てしまえば、あと少しです。
奥多摩小屋の温度計は22℃。下界に比べれば涼しいですが、日差しが凄い分、汗が止まりません。
ヨモギノ頭を登る師匠。
ここを登ると疲れますので、嫌な方は巻き道で回避することも可能です。
ヨモギノ頭を登りきると良い景色です。
しかしこの日は雲で富士山は見えませんでした。
天気がいいと富士山も見えます。
8月の日差しが全開です。
小雲取山。この坂を登ってしまえばゴールはすぐそこです。
山小屋が見えてきました。赤い屋根の避難小屋が目印です。
山頂まであとちょっと。
ラストスパート。
登り始めて4時間ほどで山頂に着きました。
前回の豪雪後に来た時は、この看板の上の木に腕を置いて写真を取っていました。
ちなみに東京都の看板が新しくなっていました。埼玉県・山梨県・東京都の県境なので、山頂の標識も3つあります。
東京都にとっては、雲取山が東京都の最高峰です。
富士山、北岳、間ノ岳がある山梨の表札は、余裕を感じさせる質素なものでした。
東京都は頑張ってる感が凄かったです。
雲取山の山頂でのんびり休憩。本当にい天気です。
良い天気だったので、着ていた服を全部脱いで、天日干ししてました。
雲取山は3回目なのでトレーニングだと思って普段より早めのペースで頑張りました。
初心者の方や脚力に自信のない方は。無理をせず1泊をお勧めいたします。