登山部のメンバー合計4人で甲武信ヶ岳2475mに登る。甲州・武州・信州の境ってことで、名前がついたらしい。wiki情報。
甲武信ヶ岳は去年も紅葉のシーズンに登山部で来て、物凄く良かったので再度訪れた。しかし前回は北から登ったが、今回は前回よりも距離の長い南からのルートをゆく。
(2012年冬 積雪期の甲武信ヶ岳登山) (2014年 毛木平からの登山の様子はこちら)
上記はざっくりした地図なので、必ず下記より地図をご購入ください。
地図:昭文社「山と高原地図26 金峰山・甲武信」
初めて甲武信ヶ岳に登った時は、北(長野県側)の毛木平からのルートで登ったんですが、そっちは標高差1000mちょっとなので非常に登りやすかったです。
今回の南(山梨側)の徳チャン新道ルートは標高差が1300mあり、ルートも長いので、少し疲れるかもです。
初心者の人は長野側から登る方がオススメです。
駐車場の場所をGoogle MAPで見る
11月初旬。紅葉は見ごろ。
6:40 入山。
山の朝の冷たい空気が肌をさす。比較的冬の装備が薄い我々は、ありったけの服を着こんで出発。
それでも寒い。
山は完全に燃えていて美しい。 緑、黄色、赤、茶色が入り混じる秋だけの美しさ。
甲武信ヶ岳は黄色く染まる葉が多かった印象。
なんの木なのかな。分からないけど、とにかくきれい。
徳チャン新道。きっと徳チャンが新しく切り開いたルートに違いない。しかしもう少しほかにネーミングはなかったのかなw
頂上まで5時間との表記。先は長い。このとき6:55。頂上には午前中につきたい。
※注:TV情報によると甲武信小屋のご主人のあだ名のようです。
登り始めて2時間ほどで、視界が開けてくる。樹林帯を抜けて視界が開けてくるとテンションも上がる。
今日も富士山がばっちり!下に見える湖のほとりから登ってきている。
このあたりから霜柱がちらほら。この霜柱をザクザクと踏みしめて歩くのが心地いい。まだ11月なのでやや短め。もっともっと成長するんだよ。
見晴らしのいいポイントで小休止。絵になる男風の写真をパチリ。今年は富士と一緒にとった写真が多い気がする。
分かりづらいけど、下の山も赤く紅葉している。
それにしても快晴なり!
11:00。登り始めて4時間20分経過。頂上まであとちょっとだ!メンバーに「あとちょっと」って俺が何回も言うから、「あとちょっとジジイ」の名を贈られた。
このあたりから道も凍りだす。俺は買ったばかりの軽アイゼン(チェーンスパイク)を装着して進む。
みんな滑っているところでも、一人ザクザクいくので超快適♪
今年は散々夏山に上ったので、凍っている道が物凄く新鮮だ。
日に照らされた氷と植物が良いコントラストだ。
木賊山。これで「とくさやま」と読む。きっと昔、賊が木に隠れていたんだな。と訳の分らんことを言いながら進む。本当の由来は不明です。
ここが2469mで甲武信ヶ岳が2475m。6mしか違わないんだけど、一度100mくらい下ってから、再度登るのでちょっとしんどい。
でもゴールまであとちょっとだ!
11:45 ごーーーる!途中体調不良のメンバーもいて、たどりつけないかと思ったけど、登りきったぞ!
登り始めて5時間。徳チャン新道の入り口の看板の時間どおり。全員無事に踏破出来てよかった。
風はつめたいけど、晴れ渡る空が気持ちいい。
頂上から見る富士は格別です。
って、ここでチェーンスパイクを装着するときに、入っていた袋を落としたことに気づく。
でもみんなから「一番先頭で歩いていたんだから、袋を落としたら後ろ3人が絶対に気づくからバッグのどこかにまぎれているんだよ」と言われる。
まぁ確かにそう言われればそうだな。
12:20下山開始。
下山時に山小屋に立ち寄る。ここでトイレを借りる。チップ制でチップの相場はいくらだろうか、という話になる。
結局気持ちだから100円くらいでいいんじゃないか、という結論に至り一件落着。
かわいいフォントの看板をパチリ。
右下に犬をつれたおじさん。登りで追い抜くときに「わんちゃんも上まで歩くんですか?」って聞いたら、「はい、この子が一番元気なんです。」だって。
あんなに小さな体なのに、犬ってすごいね。
14:30。登りで絵になる男風の写真を撮ったポイントまで戻ってくる。
途中でチェーンスパイクを装着したポイントを通るも袋はない。やっぱりバッグのどこかにまぎれているんだな。
湖の左下の建物の付近まで下る。
完全に燃えています。
樹林帯は紅葉と夕日で黄色く染まった。
下山は16:00ごろ。登り5時間、下り3.5時間。
徳チャン新道側のコースはけっこうロングで標高差もあるので疲れました。翌日4人中2人が筋肉痛になりました(笑)
帰りに寄った温泉での一枚。なにかがおかしいよw
ちなみに帰宅後にバッグの中をあさってチェーンスパイクの袋を探す。が、なかったw 後ろ3人に気づかれずになくしたのかw
山を汚してしまった、、、すいません。