「2年越しのリベンジ登山、アイゼントレーニングの徳ちゃん新道〜甲武信ヶ岳の巻」
2014年の年末。ラブピンクとS兄と3人で徳ちゃん新道から甲武信ヶ岳を目指すも、ロングルートにラブピンクがばててしまい、甲武信ヶ岳の手前の木賊山(とくさやま)で断念したあの日から1年4か月。
アイゼンワークの練習を兼ねて甲武信ヶ岳にリベンジしたいというラブピンクと二人で、再び甲武信ヶ岳の徳ちゃん新道に挑むのであった。
上記はざっくりした地図なので、必ず下記より地図をご購入ください。
地図: 山と高原地図 金峰山・甲武信 2016
今回の装備一覧
【ウェア】
隊長:アウタージャケット
/ソフトシェル
/ダウンジャケット
/インナー
/ズボン(冬用)
/防風キャップ/冬用手袋
【ギア】
隊長:ザック20L
/冬靴
/12本アイゼン
/ヘッドライト
/コンパス
/カメラ /レンズ
/
※リンクと実際に僕らが使っているのでは年式/型番が異なる場合があります。
7時前に西沢渓谷の駐車場に到着。車は数台しか止まっていませんでした。駐車料金は無料です。
今回は甲武信ヶ岳にリベンジ登頂できるように、ビストロはなしで荷物はかなり軽量化してきました。
アイゼン歩行の練習がしたい!というラブピンクの要望だったので、二人とも靴は冬靴です。
駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
入り口に登山届のポストがあるので必ず提出してから入山してください。
車道を20分歩いたら徳ちゃん新道の入り口に到着。
ここから甲武信ヶ岳の山頂までコースタイム5時間40分のロングルートです。
雪があると思っていたら、序盤はまったく雪はありませんでした。樹林帯の中をシクシクと進みます。
途中で南側の視界が開けたポイントから富士山が見えます。
この日はうっすらと、なんとか見ることができました。でもこの写真に富士山が映っているのですが分かりづらいので・・・
拡大したらこんなこんな感じ。うっすら富士山。
チェックポイントの分岐を過ぎたあたりから、雪道というか氷道になりました。
滑らないように慎重に登ります。チェーンスパイクなどの軽アイゼンが必要です。
木賊山直前に絶景ポイントでは、さっきよりはっきり富士山をゲットできました。
この先から雪深くなってきたので、アイゼン歩行のために12本アイゼンを装着するラブピンク。
あれ、付かないなぁ、あれあれ。と言っています(笑)
僕らはトレーニング目的で12本アイゼンで登りましたが、チェーンスパイクなどの軽アイゼンで問題なく登れます。
前回引き返した木賊山まで今回は来ることができました。
木の向こうに見えているのが甲武信ヶ岳。木賊山から思いっきり下って登り返します。
木賊山と甲武信ヶ岳の間にある甲武信小屋。まだ営業していません。
ここでラブピンクはザックをデポって、最後の登りに挑みます。
甲武信小屋から甲武信ヶ岳まではほぼ樹林帯の中を登っていきます。
ちょっと待って、はぁはぁ。とバテてますが、岩ゾーンまで来たらもう山頂はすぐそこだぞ!
駐車場から5時間半かけて甲武信ヶ岳の山頂に到着!ラブピンクは前回のリベンジ達成!
富士山が見えるはずなんですが、午後はうっすらが加速してほぼ見えませんでした。
山頂で記念写真を撮って休憩したら、のんびりと下山開始!
甲武信小屋で荷物を回収したら、木賊山に登り返します。 あまりの登り返しに完全にヘタっているラブピンク。
下りのコースタイムも4時間なので、かなり先は長いです。
雪が解けて思いっきりグチョグチョゾーンで私が思いっきり滑ってお尻が泥だらけになりました(笑)
パッと見、大きいほうをお漏らししたおじさんになりました(笑)
下りが長くて飽きてきたので、iPhoneで音楽をかけながら下山しました。その音楽で二人で一番盛り上がったのが今回の動画で使っているBGMなのでぜひご覧ください。 ちなみにその音楽は僕のiTunesの再生回数 邦楽第一位です。
写真はその音楽に合わせて行進しているラブピンク。
バテバテでしたが、そこそこのロングルートの甲武信ヶ岳の徳ちゃん新道に冬靴で登り切ったラブピンクを褒めてあげました。
まだ雪が残っていましたが、きっとGWのころには溶けてしまうのではないでしょうか。
けっこうロングコースですが、登りごたえがあって僕のお気に入りのルートの一つです。
でも間違いなく甲武信ヶ岳は反対側の毛木平からのほうが断然いいです(笑)
今回も楽曲を使ったので広告が入りますがご了承下さい。