ラブピンクのレポート
去年の濃霧リベンジ、紅葉の安達太良山の巻。
急遽決まった2015年 紅葉登山の第一弾!
福島県は安達太良山に行ってまいりました。
去年10月にも来たのですが濃霧と雨でほとんど紅葉を楽 しめず、今回はリベンジです。
今回は晴れてくれー!!!!!
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 2015」
と思ったらバッチリ曇り(笑) 午後から天気回復らしいのを期待して登り始めます。
今回のメンバーは、男女混合5人組。
安達太良山の駐車場の場所をGoogleMAPで確認する
登りはゲレンデ直登コースです。
少し道がわかりにくい印象です。
登山道入って5分ぐらいで浄化槽?のようなコンクリートの壁がある分岐があります。そこを左折、ゲレンデにでると、山頂に向かってゲレンデの右端を赤リボンに沿って登ります。
左手の向こうにゴンドラ、右手すぐそばのリフトが目印です。
リフトの終着までくると、左脇の細い登山道を進みます。
写真の真ん中、2本のモミの木の左脇に道があります。
ここは去年わたしが迷いそうになったところで、リボンがないのでちょっとわかりにくいかも。
だんだん木々が低くなり、色づいてきました。背中から霧が追いかけてきます。
安達太良山といえばナナカマド!
真っ赤なつぶつぶが至る所で鈴なりでした。
風がない湿度の高い樹林帯を抜けると、五葉松平につきました。
「山頂見える?」
「うーん、、、」
登るにつれて、紅葉の密度が濃くなってきました。
雨上がりなので泥が滑りやすかったですが、道はしっかり整備されているのでファミリー登山のグループもたくさんいらっしゃっいました。
霧に包まれながらも紅葉は見頃なので、周りからどんどん 歓声があがっています。
ここの登りですれ違ったお兄さんに、「ラブピンクさんですか?」と声をかけていただきました!
いつもビストロきっちょむ登山隊のサイトを見てくれているとのことで、とっても嬉しかったです(=´∀`)人( ´∀`=)
これからも楽しんでいただけるレポートがんばります!
振り返ると、霧が少しずつ晴れてきました!よしよしよし !
錦の紅葉が山肌を包んで、素晴らしい情景です。
山頂が見えてきました。
安達太良山の山頂は乳首(ちちくび)と言うそうです。
地図にも明記されています。
乳首に登るのは混んでいる時間帯だったので、先にお昼にします。
秋鮭とサツマイモのシチューに、炙りフランスパン。
人の切れ間を狙って、集合写真!
山頂の南側を見ると、お花畑のような紅葉が広がっていました!
霧がそこだけ晴れていて幻想的でした。
山頂で待ってると霧がすっきり晴れました!
ご覧ください大パノラマ(=´∀`)人(´∀`=)
霧が晴れると安達太良山の全貌が広がっていました。
最高に気持ちいい風のなかで深呼吸。
稜線を北に15分ほど歩くと沼ノ平です。
硫黄の匂いが濃くなって、火山のド迫力の絶景があります 。
霧が晴れた瞬間だけ全貌が見えて、個人的には紅葉よりも興奮しました。
沼ノ平がある矢筈森の分岐から沢沿いを下って、峰の辻分岐。
向こうの方霧が晴れて福島の街並みが見えてきた!
くろがね小屋に向かいます。
岩にこまめに目印が付いているので、迷わず進めました。
ここの紅葉が一番見頃で素晴らしかった!
日本の秋の色をぜんぶ詰め込んだようです。
くろがね小屋の近くまで来ると、沢の向こうの岩肌がスーパービューティフル!
あちら側は黄色がとっても鮮やかでみんなで見上げて歓声をあげました。
くろがね小屋まであと少し。
岩岩の足元に気をつけなきゃいけないのに、一面の秋色についつい心が躍ります。
まだ下山途中ですが、くろがね小屋の日帰り温泉日本の立ち寄りました。
シンプルな檜風呂に湯の花が浮く真っ白な濁り湯で、空いた窓からは上の写真の黄色い山肌が目の前!
メンバーみんなで硫黄の香りを纏って、下山まであとは傾斜がゆるい林道を進むだけです。
紅葉に温泉に、大満喫をした下山道。
めいっぱい秋登山を楽しめました。
渓谷散策路(地図にもあります)というのがあったのでこっちにルート変更!
屋久島の白谷雲水峡を彷彿とさせる清流沿いを、木道が繋いでいます。
滑りやすいので気をつけて。
滝も至る所にあって、最後の最後に素晴らしい景色に出会うことができました。
この渓谷路は本当に気持ちのいい場所でしたので、時間があればぜひこのルートをおすすめします!
下山後は岳温泉街にあるソーツカツ丼屋さんでお腹いっぱいになって、東京に帰ってきました。
みなさん、安達太良山の紅葉は、ちょうど見頃です!!!