ラブピンクのレポート
草紅葉を見下ろす紅葉登山 尾瀬 至仏山の巻
2015年3回目の尾瀬にやってきました。
1回目は水芭蕉
2回目はテント泊で燧ヶ岳
3回目は草紅葉
どれも全て違った楽しみ方があって、飽きることなく満喫できる素晴らしい場所です。
今日はメンバーは、会社の方を誘って男女混合4人組です。
朝、戸倉の駐車場に着いたのは9時。
川向こうの第1駐車場はいっぱいで、第2駐車場からシャトルバスに乗りました。
片道930円です。往復券はありませんでした。
上記はざっくりとした地図なので、必ず下記の地図をご購入ください。
地図:昭文社「山と高原地図 尾瀬 燧ヶ岳・至仏山 2015」
バスで揺られて40分、鳩待峠からまずは樹林帯の中を尾瀬ヶ原方面へ下っていきます。
少し霧がかっていますが、紅葉の間からちらちらと至仏山が見えます。
50分ほどで山の鼻に到着。
ここにテントをはってのんびり尾瀬ヶ原散策もいいなぁ。
トイレ休憩だけで、至仏山へ向かいます。
山の鼻~至仏山登山口のミニ尾瀬エリアも草紅葉が見事でした。
おおおーっとみんなで大歓声(=´∀`)人(´∀`=)
左奥に見えるのがこれから登る至仏山です。
お、山頂の霧が晴れてる!
いよいよ紅葉彩る至仏山へ、さあ一緒に行きますよ(=´ ∀`)人(´∀`=)
至仏山は登山口からいきなり急登が始まります。
風がなくて湿度が高いのでじわじわ体力を奪われますが、いたるところが紅葉トンネルで私たちを励ましてくれています。
樹林帯の終わりごろに小さな沢を渡ります。
ふと上を見上げると、山頂がひょっこり顔を出しています 。
お願いこのまま晴れていて(念念念…
1時間ほどで樹林帯を抜けました。
振り返るとオレンジ色に染まった素晴らしい尾瀬ヶ原が一望できます。
これが至仏山の魅力ですね。
向こうに見えているのが、夏に登った燧ヶ岳です。
どんどん高度を上げていくと、山の鼻エリアの山小屋も見えてきました。
全体的には曇りでしたが、尾瀬ヶ原がところにスポットラ イトのように太陽が差していて素晴らしかったです。
尾瀬ヶ原を囲む山肌も紅葉が始まっているのが伺えます。
次は岩岩ゾーンです。
蛇紋岩という、ウルトラ級に滑る岩を慎重に登っていきます。
なるべく濡れたところを避けていったのですが、やっぱり ツルツル滑りました。
両手を使うところも多いので、小柄なハナちゃんはちょっとしんどそうでした。
岩岩ゾーンも終わったところで、尾瀬向かって
あいきゃんふらーーーい!!!
最後の木の階段ゾーンに差し掛かったところから霧に包まれました(涙)
強風を避けるために山頂直前のベンチで軽くお昼を取った後、駆け足で登頂!
ここからは強風と濃霧にビビりながら、鳩待峠を目指してさくっと下山開始です。
滑りやすい蛇紋岩のガレ場の稜線を進むので、気をつけて ください。
山頂で三脚立ててたら、足元をぴょこぴょこ飛び跳ねるものが、、、
あれ!これ雷鳥の子供じゃないか!?!?
帰って調べてみると、雷鳥じゃなくてどうやら高山に住むイワヒバリという鳥らしいです。
スズメより黒くてまるまるしていて、てっきり雷鳥の子供だと思ったんだけどなぁ(笑)
山頂付近の岩岩ゾーンを雲の下までくると、木の階段ゾーンがうねうねと続きます。
風も収まってホッとしました。
登山道比べると、こちら側の紅葉は比較的少なめでした。
下山まであと少し!
木の階段は、トントンとリズムよく降りられるので元気も戻ってきました(笑)
最後は夕日に急かされながら、無事下山しました。
山の鼻でトイレ休憩をして、17:00のシャトルバスで戻ってきました。
まもなく尾瀬は冬を迎えて閉山されます。
また今年存分に楽しんだのでしばらくいいかなぁ、って今は思うけど、きっとまた来年も訪れてしまうんでしょうね (笑