2017年の登山はじめに、木曽駒ケ岳に行こう!ってはずだったのですが、天気が完全に悪そうな予報。
木曽駒ヶ岳までわざわざ行って、高いロープウェイ代やバス代を払ったのに、荒天で何も登れない!とかだと悲しすぎるので、中止!
っと思って油断していたら、Y嬢が「だったら丹沢に行こうよ!」と言うので、前夜慌てて支度をして、ひっさしぶりに丹沢まで行ってきました。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
登山地図: 山と高原地図 丹沢 2016 (登山地図 | マップル)
最近では僕らは完全にアプリの地図派。
今回の丹沢も前に買った紙の地図はあったのですが、新しくアプリの地図(500円)を買いました。
GPSで電波がなくても自分の居場所が地図上でわかるので、めちゃくちゃ便利です。
あと500m先で分岐だ、ってわかるから安心です。
まだ使ってない!って方は是非お試しください。(スマホアプリ)
今回の丹沢は「塩水橋」からエントリーしました。
僕が登山を始めた年に、始めて丹沢に登った時もここから登りました。
地図にPが書いてありませんが、10台前後停めれるスペースがあります。
塩水橋の駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
あたりは真っ暗な6時すぎヘッドライトをつけて登山開始。暗くてぶれているのはご了承ください。
丹沢山まで6.6km。今回は、makoとY嬢と私のスピード系メンバーなので、行けたら神奈川県&丹沢山塊の最高峰「蛭ヶ岳(ひるがたけ)」まで行こうと思います。
気温は0度でした。
ゲートは歩いてなら通れます。ゲートを抜けたらしばし車道を歩きます。
30分弱車道を歩くと、右側に登山道入口があります。
吊橋の手前です。見逃さないようにご注意ください。
まずは植林されたような樹林帯を登っていきます。
凍結などはなし。
大倉尾根がどんな感じか忘れちゃいましたが、こっちも結構がっつり登ります。
ちょこっと雪が出てきましたが、結構登っているので暑くて汗をかきます。
階段ゾーンや、
ちょっとした鎖場もあります。
丹沢山まで1000m以上登っていきます。
午後からは雨予報。午前中は晴れてはいないけど、向こうの大倉尾根の方まで見えました。
丹沢山まであと30分くらいってあたりから雪道がちらほらと出てきました。
木道ゾーン
からの階段ゾーン。
ここを登り切れば丹沢山はすぐそこです。
登りきったら雪道。
全員チェーンスパイク
を装着して進みました。
塩水橋から3時間弱で丹沢山頂に到着!
さすがに午後から天気が崩れるので、数名が山頂にいただけでした。
山小屋は営業していましたので、そこでペットボトルのお茶を購入しました。
全く期待していなかったけど、かなり富士山が見えた!
おおおお!っと全員で大興奮して記念撮影!
って、富士山隠れちゃったし!!!!!!!
この後、富士山は一切見えませんでした。。。。
ま、でも、一瞬でも見れたからよかったです!
山頂の気温はマイナス4度。そこそこ寒い。この愛用の温度計はこれ
この時の時間は9時。どうする?蛭ヶ岳まで行く?っとみんなで相談。
全員蛭ヶ岳まで行ったことがなかったのですが、蛭ヶ岳まで行くのちょっとめんどくせーな、とふわっと私は思っていたんですが、Y嬢が「せっかくなんだから行こうよ。」と言うので、蛭ヶ岳まで行くことにしました(笑)
丹沢山の山頂から蛭ヶ岳がふわっと見えました!結構遠いなぁ。
まぁ行くと決めたからレッツゴー!
ガスは増えてきていますが、まだ天気はもっています。
って、丹沢山→蛭ヶ岳って竜の背のような道。
結構アップダウンが激しい!
思いっきり下り&登り返しが連続します。
ちょっと巻機山っぽい。晴れていたら富士山が見えているのかな。
思いっきり下って、
そして思いっきり登り返しています。
帰りに数えたら8回アップダウンがありました。普通に結構疲れました!
体力に自信がない方は、蛭ヶ岳まで行くのはかなり辛いと思います。
丹沢山から1時間半強で、やっと蛭ヶ岳の山小屋が見えてきました。
帰りも同じアップダウンがあるのか。。。と思うとかなり気が重い。。。
蛭ヶ岳山荘。
雨/雪は降っていないけど、ガスがすごいぞ!
神奈川県&丹沢山塊の最高峰、蛭ヶ岳ゲットーーーー!
僕とMakoは帽子を忘れてしまったので、髪が凍ってしまいました。帽子がないと耳が冷たくて辛かったです。
蛭ヶ岳山荘で手ぬぐいとバッチを買って休憩させていただきました。
Y嬢が作ってきてくれたビーフシチューを山小屋でいただくことに。
スタンレーのフードジャーはすごくて、マイナスの世界を半日持ち歩いたのにホッカホカでした。キャンプなんかにも使えそう!
寒かったので、美味しいビーフシチューで生き返りました。
山小屋の気温は−5℃。普通に寒い(笑)
もちろん山小屋にいた登山客は僕たちだけでした。
ビーフシチューでパワーを回復したら、また丹沢山までアップダウンの道を戻ります。
8回あるアップダウンの中で、特に丹沢山直前の7回目の登りは本当に長くてヒーヒーでした。
氷点下で冷たい風に吹かれ続けて、Makoは白髪になってしまいました。
丹沢山まで戻った時は、本当に嬉しかったです。蛭ヶ岳についた時よりも嬉しかったかも(笑)
ガスは濃いけどまだ雪は降ってきていません。
ひょっとしてこのまま降られないで帰れちゃうんじゃないの!?
って言っていたら、13時頃からパラパラと雪が降り出しました。
でも雪なので衣類は濡れず、地面はガトーショコラになって、それはそれで結構よかったです。
雨じゃなくて本当によかった!
この状況だと、道がわからなくなる可能性があるので、充分に印や地形を確認しながら進みました。
と、言っていたら、車道に出たあたりからは雪が雨に代わり、駐車場についた頃にびしょ濡れになってしまいました(笑)。
久しぶりの丹沢(3年ぶり)、初めての蛭ヶ岳でしたが、思ったよりも楽しかったです。
丹沢山から蛭ヶ岳へのアップダウンは疲れますが、晴れた春とかだったらまた来てもいいのかなぁ、なんて思ったりしました。が!!その季節はヒルが結構いると聞くので、やっぱりあんまり来たくないなぁ(笑)
蛭ヶ岳まで行くのは、結構距離&標高差があるので健脚向けです。無理のない登山計画を立てるようにお願いします。