登攀長と二人でテント泊で奥穂高のジャンダルムに行くはずだったんですが、天気が微妙だったので、予定を変更して日帰りで西穂高岳に行ってきました。
西穂高岳は、西穂独標までは２回行ったことがあるのですが（それもどちらも冬季）、それより先に行くのは初めてでした。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図： 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 2016
夜通し運転して7時に新穂高ロープウェイの駐車場に到着しました。
ロープウェイは第一、第二と２段式なのですが、上の第二の駐車場に車を駐車しました。
駐車場代は300円でした。
新穂高ロープウェイの駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
ロープウェイの料金は、2800円ですが、モンベルの会員証があると300円割引になります。
荷物は6kg以上だと＋200円です。僕の荷物は7.5kgだったので追加料金を支払いました。
この時期は6時から運転していました。時刻表は新穂高ロープウェイのHPをご確認ください。
7:15のロープウェイはガラガラ。
ロープウェイを降りたら西穂山荘までは樹林帯の中を歩きます。
無雪期にきたのは初めてなので、３回目なのにめちゃくちゃ新鮮！
あの遥遠くに思える西穂高岳の山頂を目指します。
ガスってるところに、思いっきり日が当たって光のカーテンが出現。
こんなはっきりとしたのを見たのは初めてでした。
しかし見上げると小さい虫が半端なく飛んでいます。。。
ロープウェイの駅から50分で西穂山荘に到着！
冬は半分雪に埋まっているので、全景を初めて見ましたが、デカっ！
丸山から西穂高岳を望む。
中央が西穂高岳、登山道の右上の大きなぽっこりが西穂独標です。
夏道はゴツゴツした拳大の岩道なので、結構歩きづらい！
冬の直登ルートの方が登りやすい。
西穂独標直下まで着ました。
ここからヘルメットをしていきます。結構浮石が多いので、要注意です。
ヘルメットをしていない人も3割くらいいましたが、初心者っぽい方も多く、前の人が下に岩を落とす危険性があるので、ヘルメットをしていくことをお勧めします。
結構いいペースで西穂独標まできました。
西穂独標が11峰、西穂高岳が1峰(主峰)です。
ここから龍の背のような11個の峰を超えていきます。
結構ガスが出てきてしまいました。
西穂独標から先を見ると、中央の大きい7峰のピラミッドピークと、その先の峰まで見えますが、西穂高岳はまだまだ見えません。
10峰過ぎあたりに落ちたらさようならの場所がありますが、そこまでやばい！ってところはありませんでした。ロープが欲しいなぁと思った箇所はありませんでした。
慎重に３点支持で行けば問題なく突破できると思います。
何回も登ったり降りたりするので、結構疲れます。
終始ルートにマークがあるので注意深く進んでください。間違った箇所を登ってしまうと危ないです。
7峰のピラミッドピークまで来ました。
まだまだ進めそうなので、先に進むことにしました。
5峰かな、多分。
いまいち伝わりづらいかもしれませんが、岩の断層がすごい！
うっすらとブロッケン現象も出現。
私のヘルメット。我ながらステッカーがすごい。すべてビストロきっちょむ登山隊の歴代ステッカーです。
にしてもラブピンクステッカーの主張がすごい（笑） おじさんのヘルメットにピンクのハートはギリギリですね（笑）
まだ販売中なので欲しい方はサイトからご注文ください。スマホからだとLINEでもご購入いただけます。
ちなみにヘルメットはグリベル
一番奥にうっすら見えるのが西穂高岳ではなかろうか。。。先は長いぜ
両手を使って登る箇所はそんなに多くはありません。
4峰。ピークを巻いていく箇所も何個かあります。
終始浮石が多いので慎重に。
ロープウェイを降りて3時間ちょっとで無事に西穂高岳に到着ーーーーーーーー！！！！
コースタイムが4時間半なので、結構いいペースで来れました。
今回の山頂のポーズは天使のポーズ。
西穂高岳の山頂でお腹が空いたのでビストロ開始！
今回も夏なので冷やし中華にしました。流水麺は便利！
西穂高岳の山頂で冷やし中華ダーーー！
冷やし中華をのんびり食べていたら、ぴょこっと何かが動いたような...
むむむ！まさかのオコジョーーーーーー！
動きが早すぎて写真は撮れませんでしたが、全員大興奮！むっっっっちゃくちゃ可愛いです。
初めてオコジョをみました。
晴れたり曇ったりでしたが、少し天気が良くなってきました。
来年こそはジャンダルムに行くぞ！
上高地も見ることができました。
上高地を見下ろす登攀長。今回のルートでは少し物足りないようでした（笑）
無事に登れたし、ご飯を食べてオコジョをみて大満足で下山開始！
後ろの峰々を降りていきます。
事故の多くは下で発生するので最後まで慎重にいきます！
無事にロープウェイの駅まで着いたら、まさかの大混雑！
初めて西穂独標より先の西穂高岳まで行きましたが、なかなかの岩場が多くて楽しめました！アンザイレンが必要な感じはありませんでしたが、ボルダリングや岩場の経験があった方がいいと思います。
岩を前の人が落としてしまう可能性があるので、ヘルメットは必ずして行きましょう！
