「どこか雪山でいいお山の案ある?」 っと登攀長に聞いたら
「白毛門で谷川岳の絶景をゲットするなんてどうですか?」と言ってきて、
おぉ、それめっちゃ良さそう!ってなって、二人で初めての白毛門に登ってきました。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 谷川岳 苗場山・武尊山(登山地図 | マップル)
三連休の最終日にきたのですが、白毛門の駐車場は雪で閉ざされていたので駐車できず。
みなさん土合駅の駅前に停めているみたいですが、そこも満車で駐車できず。。。
ってことで仕方がないので、谷川岳ドライブインに停めさせてもらいました。
「公共の施設じゃないから必ず邪魔にならない隅っこに停めて、一声かけてください」ってことでした。
停めさせてもらうお許しを得ましたが、営業の邪魔になったら申し訳ないので、土合駅に停めた方がスマートな気がしました。
白毛門の登山口駐車場の場所をGoogle MAPで確認する
すぐお隣の土合駅はこんな感じで満車でした。
出発時の気温は-5度でした。
駅の中に登山届のカードとポストがあるので、必ず提出してから入山をお願いいたします!
土合駅に綺麗な(そして暖かい)トイレがあります。
この日はズボズボをラッセルしても良いように(嫌だけどね)、モンベルの最強パンツできました。
土合橋のバス停の横(「MAX」っていうアウトドア屋さんの横)から白毛門へと入山できます。
バスの停留所はへしゃげて悲しい感じ。
ちゃんと道になっているのでわかると思います。
ちょっと行ったら夏場の駐車場らしき場所になります。
今回の基本方針は「登頂よりも写真!」ってことと、「あんまり調子に乗って前の人を抜かないこと!」です(笑)。
雪山で無理しても良いことなんか何もないので、安全第一、写真が第二!ってゆるい感じでしゅっぱーつ!
雪の中をわっせわっせと登っていきます。
9時過ぎにスタートしましたが、そこそこ先行者がいました。
トレースありがとうございます!(完全にあてにしていましたが笑)
我々の知る限り、この日7番目くらいでしたが、雪が降ったばかりっぽくて結構ズボズボでした。
登攀長と先頭を交代で登りました。ズボズボ対策でポールwithスノーバスケットできました。やはり効果絶大!
ピッケルを手に登っている方もいましたが、こういうところではピッケルは無意味なので、ポールwithスノーバスケットが必須です。
(スノーバスケット=ポールの先っぽにつける雪用のレンコンみたいなやつのこと)
天気予報は晴れ予報だったのですが、薄日は射していますが基本曇りっぽい天気でした。
今季初のズボズボで、やっと本格的な雪山きた!って感じがしました(笑)
結構傾斜のある斜面をひたすら登っていたので暑い!
蓄えられているミートテックのせいで汗がやばいので、樹林帯は長袖&Tシャツで登りました。
ここまでで作戦に反し、3組ほど抜いてしまいました。。。
谷川岳。ガスが出ててあんまし分からない(笑)
曇り空と、雪と、ガスの3つの白が混じり合って写真ではこんな感じですが、肉眼ではもう少しちゃんと見えていました。ほんと少しですが。。。
午前中は晴れ予報なのに晴れて来ない!
この時の気温は-8度。温度の予報はバッチリあっていました(笑)
「とりあえず稜線まで出て、そこから進むか考えよう!」ってことで、稜線までは頑張ります。
ここでも一人抜いてしまいました。。。抜けば抜くほど自分が大変になるという罠です(笑)
結構ズボズボ&急傾斜だったので、雪の日翌日の一番手はラッセルがやばそうです。。。
基本寒いんですが、風が全くないところでは暑かったり、強風のところでは激寒かったりで、ちょいちょい着たり脱いだりしてました。
今回の上着は、ロンT、Tシャツ、ノーマルもふもふ、防風ソフトシェル、レイン、でした。
手袋も薄手、ノーマル、厳冬期用本気アウターグローブを持ってきました。
あとエマージェンシー用にさらにウルトラライトダウン、最強ミトン、防風目出し帽がザックに入ってます。
雪山は持ってくるウェア系が多いっす。
晴れていたらすごい絶景なんだろうなぁ。
この直前にも一人抜いてしまって、(前の方達のトレースのおかげで)珍しくちゃっかり良いペースで登る我々でした。
はるか後ろには車を停めさせてもらったドライブインが見えます。そこそこ登ってきたぜぇ。
とりあえず途中の「松ノ木沢ノ頭」ってところまでいきます。
この登りきった先がそうかな。
あそこまで行けばすぐそこに山頂が見えるはず!
ズボズボズボズボ・・・わっせわっせ・・・ズボズボズボズボ・・・わっせわっせ
山頂が見えたー!って、遠っ!!!!!!笑
お目当の谷川岳もこんな感じ。あんまよく見えない(笑)
ここは快晴の時に来たら、かなりの絶景間違いなし!!
って感じだったので、この日はここで引き返すことにしました。この眺望で登頂しても我々的には意味ないし。
また快晴の日に今度はみんなと戻ってきます!
ってことで、他のみなさんは登っていきましたが、僕らはさっさと下山開始(笑)
「いい山みっけたねぇ」「良いロケハンになりましたね!」「さ、おりて温泉入ろうぜー!」って二人でホクホクしながら下山しました。
結構雪まで降ってきました。
BUT!!途中まで降りてきたら、ちょっと晴れてきたし!(笑) あるよねぇ、こういう展開(笑)。
晴れたら谷川岳の雪が輝いて本当に綺麗!
私の腕が悪いので、うまく撮れていないのですが、晴れた日の雪山の白は、写真の58倍くらい本当に綺麗です。真っ白でもないし、ちょっとクリーム色が入っているような、あの白は本当に綺麗。
「お!見てみて!すげーいい感じ!」 って激写している私。
激写した写真
↓↓↓↓↓
ジャジャーン!谷川岳と明太子(笑)
「光の角度的に朝晴れないと一の倉沢に光が当たらないから、やっぱり早朝ですねぇ」
って山変態の登攀長がそう言いながら撮ってた写真↑。笑
(一の倉沢は右側部分)
ちょっと晴れてきたから雪がゆるくて、アイゼンに雪ダンゴがすごいことに!
重いしめっちゃ歩きづらいです。
私も登攀長も、急傾斜のところで何回も滑ってコケまくりでした(笑)。
スタート地点すぐの川まで戻ってきたら雪の上に足跡を発見。なんの足跡だろう。ずっと向こうまで続いていて萌えます。
結局山中でお会いしたのは8名ほどだけでした。あんまし人気(知名度)がないのかな。
13時過ぎにはドライブインに戻ってきました。
白毛門にはまた近日中に他のメンバーも誘って登りに行きますので、その時こそは快晴に期待します!
今までノーチェックでしたが、この白毛門はかなりナイスビューイングの素敵なお山でした。私の中で谷川岳は登る山ではなくて、眺めるお山説が浮上してくるほど、眺望の素晴らしいお山でした。
白毛門、ありがとうございましたーーーーぁぁぁぁ!&また来ますーーーぅぅぅ!!
(ここは急傾斜&そんなに人が入らないっぽいので、初心者の方が行くのには向かないと思います。初心者の方は谷川岳の方がおすすめです。)
今回はお二人に声をかけていただきました。
お二人とも山頂まで行けたのかな。我々がおりた後に少し晴れたから良い景色が見れてたら良いなぁ。
本当にありがとうございました&お疲れ様でした!
ここは傾斜がきつくてドカ雪の後や、急に暖かい日は雪崩が心配な感じだったので、お出かけ前に雪崩情報のチェックをお願いします↓
気象庁の雪崩情報ページ
ちなみにそのまま帰るのも悪かったので、二人とも車を停めさせて頂いたドライブインでお土産を買って帰りました。こちらもありがとうございました!
最後にお知らせ!
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来週には納品されそうなので、宜しければこちらもお願いします!
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Tシャツや雑誌などを買って頂いたお金は、山の活動資金にさせて頂いております。そのおかげで、こうして10年以上も続けてこれています。
支え、応援して頂き、いつも本当に感謝しております。ありがとうございます。
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よろしくお願いいたします!
【今回の主な登場装備】
スポルティバ冬靴
私の厳冬期用パンツ(モンベル) ←この下はヒートテックももひき / 私のモコモコ / 厳冬期用本気グローブ
12アイゼン シモン セミワンタッチ / 私のピッケル / 私の小ザック(ノース)
モデル違いあり
撮影:カメラ Nikon D500 レンズ:16mm-80mm 例外あり
▶️歴代アイテム一覧
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