毎年必ず来ている燕岳に今年も行ってきました。これで5年連続6回目の燕岳です。
今年はラブピンク+Y嬢+登攀長Iとわたくしの4人で、燕山荘で一泊して登ってきました。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 2016
午前5時ごろから待ち合わせをしたんですが、まさかの僕が靴を持ってき忘れる事件が発生し、みんなをピックアップしてから自宅に戻るなどしていたら、すっかり遅くなってしまって10時半ごろに駐車場に到着。やや天気の悪い月曜日なので数えるくらいしか車が停まっていません。
去年は史上最高に大混雑していた土日に登ったので、第三駐車場に深夜に付いたら残り数台!って感じだったのに・・・。平日サイコー!
中房温泉の駐車場の場所をgoogle MAPで確認する
中房温泉から入山します。入山届を書いて、トイレに行ったら出発!
事前の天気予報では午前は雨予報でしたが、雨は降らずに曇り空&ガスの中を登っていきます。
山小屋泊なんですが、今回はみんなビストロ道具を大量に持ってきているのでザックが重い(笑)!テント泊級の10kgオーバーです。
ほぼコースタイム通りの駐車場から約3時間で合戦小屋に到着しました。
去年食べたスイカは、まだやっていませんでした。無念。。。
合戦尾根を登っていくと雲の間から雲海が見えてちょっぴりテンションが上がりました。
合戦尾根を登り切った「合戦沢ノ頭」から燕山荘までの間は残雪があったりなかったりです。
今年何回書いたかわかりませんが、驚くほど雪が少ないです。
すでにかなり雪が腐ってズボズボなのでツボ足でも行けそうですが、念のために全員チェーンスパイクを装着して進みます。
ヒーコラヒーコラ言いながら、4時間20分と思ったよりもノンビリペースで燕山荘に到着しました。
この日はガスが出てしまっていて、ちょっとガスの切れ間はできるものの、結局燕山荘から燕岳は見えないままでした。
天気がいまいちだからか、燕山荘はかなり空いていて10人くらいしか泊まっていない感じでした。スタッフの人の方が多かった疑惑(笑)
混んでる時では考えられないくらい広々としたスペースでくつろぐことができました。
遅いお昼ご飯は、みんなで大ビストロ大会!写真は登攀長Iが作ったオシャレペペロンチーノ。クオリティが高い!
じゃがいもを切ってオムレツを作っているY嬢。僕はメスティン ラージでパスタをゆでたり、メスティンラージの蓋でステーキ肉を焼いたりしました。
ただ奮発して良い霜降りのステーキ肉を焼いたら煙がけっこうでて、スタッフの人を慌てさせてしまった。。。室内でのステーキは以後やめよう(笑)
食後は登攀長Iと二人で外でビールで乾杯。雲の切れ間から雲海と裏銀座の山々が見えました。その様子は動画でご確認ください。
夜ごはんには、山で話をしたのがきっかけで仲良くしてくれている淡路島のお父さんが送ってくれた淡路島タマネギをいただきました。写真はY嬢が作ってくれた蒸タマネギ。
お父さん、毎年ありがとうございます!(ちなみに淡路島のお父さんは阿弥陀岳の時など多数登場しています。)
深夜1時過ぎ。トイレに起きた私が外をみると満天の星空。すぐに全員を起こしてみんなで星を眺めました。
短時間に何個も流れ星を見ることができました。天の川もくっきり。
4時過ぎ。朝日を見るために起床。昨日の天気が嘘のように雲一つない最高の天気になっていました。
写真は丘の上にたたずむ登攀長I。
眼下にはびっしりと雲海。こんなにびっしりとした雲海は私も初めてかも。
写真は雲海を眺めるY嬢(左)とわたくし。この写真には写っていませんが遠くに富士山もうっすらと見えました。
Y嬢とラブピンクとわたくし。自分たちでもどれが誰かわかりません(笑)
4時半過ぎにキッラキラの朝日が登ってきました。雲海にうっとりするラブピンク。
大満足の朝日を見ることができました。やっぱり燕岳は日帰りではもったいないです。
燕岳もそこそこ朝焼けしてきれいでした。 燕山荘から見る燕岳が一番好きです。
キッラキラの太陽に照らされながら、朝ご飯ビストロ。雲海がまぶしいです。
先日誕生日だった登攀長Iにワッフルメーカーをプレゼントしたので、さっそくそれでワッフルを焼いてもらいました。
見よ!この美しすぎるワッフルを!山の上で朝からワッフル焼くなんて優雅すぎました。
Y嬢がくれたコーヒーのペーパーフィルター。鳩がキスしてます。
全員おそろいのナイフ オピネル#8 。一番右のY嬢のヤツだけ限定モデル。
時計は全員違うので紹介。
左から、登攀長IのTIMEX 、Y嬢のSUUNTO Vector
、わたくしのPROTREK 、ラブピンクのアイスウォッチ
。
燕山荘の前で記念撮影。
最低限の荷物だけ持って燕岳に向かって出陣。槍ヶ岳もくっきり。
槍ピンク。
ちょっとわかりづらいんですが、Y嬢と登攀長Iは誕生日が近かったので、HAPPY BIRTHDAYサングラスです。
ラブピンクは浮かれたハートサングラス。このサングラス、イラつくぜ!(笑)
昨日は天気が悪くてどうなるかと思いましたが、今年も無事に晴天の燕岳に登頂成功!
昨日から何回か話して顔を覚えていた香港人カップルが山頂にいたので撮ってもらいました。
僕らは北燕岳に行く、と彼らに伝えると、一緒について行ってもいいか?というので一緒に北燕岳まで行きます。
雷鳥が何羽も飛んでいて、それをみたラブピンクの雷鳥のポーズ。あほだな。
Y嬢の雷鳥のポーズ。どうかしてるぜ(笑)
こっちが本物の雷鳥。1か月前に雪の立山で見たのは真っ白でしたが、もう夏も近いので羽の色が変わってました。
燕岳から15分くらい先にある北燕岳。何回も燕岳には登っていますが、北燕岳は初めてでした。
香港人カップルも一緒に全員で記念撮影。
この写真は彼らにアドレスを聞いたので、帰宅後に送ってあげました。
燕岳の山頂直下、去年も写真を撮った同じ岩で、今年も同じようなポーズで写真を撮りました。
ここは僕らの最高の撮影スポットです。
帰り道、颯爽と眼鏡岩を登攀し、ポーズをとる登攀長I。これをみた香港人カップルも同じところまで登って写真を撮っていました(笑)
彼らはこの後焼岳に登ると言っていました。
燕山荘に戻ってケーキを食べているときに、昨日汗をかいたわたしのサンバイザーが臭いと気づいたので、記念にラブピンクに嗅がせました(笑)
「ほら、ほら、部室の洗ってないビブスの臭いがするだろ」この嫌そうな顔(笑)
燕山荘に戻って荷物をピックアップしたら下山開始。去年の夏の土日に来たときは、ウルトラ大渋滞で遅々として進まなかった思い出がありますが、今回はすれ違った人も数組だけと、本当にほぼ貸し切りのような感じでした。
燕岳は今回で6回目でしたが、やっぱり最高でした。来年もまた来よう!と早くも全会一致で決定しました。
燕岳は初心者の方でも日帰りもできますが、ぜひ一泊で来ることをお勧めいたします。
燕山荘HP(WEBから予約できます)