2012.09.16 谷川岳 登山
山ガール二人を引率して残暑厳しい谷川岳をゆく。
谷川岳と言えばかつては「魔の山」と恐れられた遭難者ギネスの山。といっても遭難者の多くは日本屈指の岩場である「一の倉沢」を登るクライマーらしいです。
森田勝さんや長谷川恒夫さん、小西正継さんなどの本には必ず出てくる谷川岳。
今でも一の倉沢は屈指の岩場だと思うのですが、土合からロープウェイをつかうルートは、老若男女が登る初心者でもいけるルートになっています。
とはいっても、日本海側と太平洋側の空気がぶつかる谷川岳は天気が物凄く変わりやすいので、油断は禁物です。
ロープウェイで天神平まで行きます。ロープウェイが動き出してすぐの午前7時過ぎなのにかなり混雑しています。
天神平から谷川岳を望む。中央左がトマの耳、右がオキの耳かな。頂きは二つの峰(耳)に分かれています。にしてもいい天気。
7:45出発。
右に高い山が見える。朝日岳かな。
奥に見えるリフトでさらに上にも行けるけど、ほとんどの人が天神平から登ります。
山ガールのケツを見ながらおっさんは一番後ろを行きます。
ちょっとした悪路もありますが、初心者でも余裕でいけます。
谷川岳山頂。すげーキレイだ!
片道4キロなので、2時間半ほどで頂上です。のんびり歩いても3時間くらいだと思います。
しかし有名な山&難易度が低い&ロープウェイで上まで来れるので混みます。ペースの遅い子供や年配者がいると渋滞します。
万太郎山かなぁ。とにかく天気が良くて山々がきれいです。
登り始めて90分ほど。ちょっと疲れてきたかなw
最初のピークであるトマの耳が近づいてきました。が、天候が崩れ始めます。ややガスがでてくる。
トマの耳は人物写真しかないので割愛w 右に見えるのがもう一峰のオキの耳です。こっちが最高峰(1977m)。
オキの耳側からトマの耳を見る。左下に見えるのがロープウェイで上がってきた天神平です。
10:00ごーーーる! が、オキの耳も人物写真しかないので割愛w 山頂まで2:15で上がってきました。初心者でも無理なく来れると思います。
人がいなくて行列にならなければ、2時間は切れると思います。
山肌が美しい。この山は本当にきれいだ。
オキの耳からもうちょっと行って、「のぞき」から一の倉沢を覗き込む。写真ではあんま分からんけど、すごい崖でした。
こんなところを登るなんて凄すぎる。。。。
この後天気は一気に崩れ、朝の快晴が嘘のように下山中は小雨になりました。山の天気は変わりやすいというが、谷川岳は“特に”変わりやすいとのことでした。
人が多くて渋滞したのは嫌だったけど、平日だったらかなりよさそうだ。来年また一人で来たい山だ。