Makoと二人でのんびり谷川岳に行く。
谷川岳は3年前の夏に来たけど、すごく楽チンだったイメージ。
曇りのち晴れの天気予報だったけど、僕もMakoも晴れ男なので晴れることを確信して行くのであった。
だいたいいつもの雪山装備でいきます。
数日前に季節はずれの雪が都内でも降ったので、念のためワカンも持って行きます。12アイゼンとピッケルは必須だと思います。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図16 谷川岳 苗場山・武尊山」
ロープウェイに乗ってスイスイと上まで行きます。双耳峰の両方、トマノ耳とオキノ耳の両方をGETしに行きます。
谷川岳登山の駐車場の場所をGoogle MAPで見る
午後から天気が回復するとの予報なので、6時半に都内を出発し、のんびり10時前にロープウェイに到着。
冬はゲレンデになっているらしく、スキーヤーやボーダーばかり!登山の格好の我々は浮きまくり。
ロープウェイは往復2060円なり。
登山届けと下山届けのカードとポストがあるので、必ず記載をお願いします。
スキーヤー達といっしょにロープウェイで上まで行きます。
10分強で上に到着。ゲレンデが何本もあって大賑わいでした。ハーフパイプみたいなのもありました。
この日は晴れることを確信して新兵器「浮かれサングラス」を実戦配備しました。
アウトレットで2000円だった安物なので、レンズが暗くてかなり見づらかった。 雪山では使えそうもありませんでした(笑)
しょっぱなから、かなりの急登です。ピッケルなしだと不安を感じるレベルでした。
早々にピッケルとアイゼンを装着。
雪はシャリシャリとゆるく、踏み抜く2歩手前くらいな感じでした。足を取られるので歩きづらいです。
天気はガスってますが、僕らは二人とも晴れ男なので晴れることを確信して進みます。
途中、岩ゾーンあり。
アイゼンで岩場を登るトレーニングになります。
山頂のほうがかすかに見えます。あの上のほうがトマノ耳かな。。。?ちょっとガスり過ぎててよく分からず。
斜面はバッキバキにクラック(亀裂)が入っております。
1時間ほどで避難小屋に到着。帰りはここをお借りしてランチをして帰りました。
時々雲が切れて景色が見えます。晴れ男パワー炸裂!
しかしほぼガスの中です(笑)
けっこう延々と続く登りを、黙々と登ります。
山小屋との分岐の前から雨が降り出し、途中からほぼホワイトアウトに。雨&ホワイトアウトで視界がないので写真はここまでなし。
今回一番の急登ゾーンをピッケルとキックステップで登りました。ピッケルがないと安全に登れないと思います。
途中で「これもうちょっとやばいね」と撤退するか考えていたら、この分岐に到着。この分岐からトマノ耳までは150Mです。あとちょっと。
横殴りの雨とホワイトアウトの中、前の人の足跡をたどって進んでいきます。
延々と続く急な登りで、だいぶ疲れました。夏は楽チンだったけど、冬は印象がぜんぜん違いました。
トマノ耳に到着。けっこう風があり、雨が降っててます。雪じゃなくて雨なのか!
もう一眼レフに水滴がつきまくって散々な感じに。
トマノ耳から10分ほど進むとオキノ耳に!谷川岳の双耳峰の最高峰はオキノ耳(1977m)です。
なんとかオキノ耳に到着!谷川岳の両耳をGETしました。しかし晴れ男二人組み、天気には惨敗しました。
雨なのに風が強くかなり寒かったです。頬が寒さでしびれました。
写真を撮ったらすぐに下山開始。
帰りにクラックの中に入ってみたわたくし。
こんなんがボコボコあいてるなんて怖いな。これの深さ数十メートルで雪かぶって見えない版がヒデゥンクレバスね。怖すぎる。
くだりは急傾斜をシクシクと降りてくるので楽チンです。
思ったよりもだいぶ天気も悪く、久しぶりにホワイトアウト直前!って感じだったけど、無事に戻ってこれてよかったです。
下山後の温泉でおじさんがむっちゃこっちを見てるなぁと思ったら、山頂で一緒になって写真を撮って話をしたおじさんでした。
60代後半とのことですが、明日は岩登りだ、と言ってて元気なおじさんでした(笑)
今回は雨で携帯で動画を撮影できなかったので、動画はなしです。
谷川岳ロープウェイのHP
谷川岳の天気 ←風速も分かります!