キリマンジャロを共に登った仲間と寒波到来後の八ヶ岳の赤岳にいく。
個人的には2回目の赤岳でした。
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:昭文社「山と高原地図32 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰」
↑実際のコースタイム。
私はチェーンスパイク、もうひとりがノーアイゼンだったので、稜線を通らない文三郎尾根から頂を目指します。
6:10 赤岳山荘に到着。駐車場代は1日1000円です。
外の気温は-8℃。寒い。。。
正面に雪をつけた赤岳が見えます。
メンバーがノーアイゼン(ストック有り)だったので、正直「ノーアイゼンじゃぁ行者小屋までかな。」って思いながら出発。
無理せず安全第一です。
6:42 八ヶ岳の看板を超えて入山。
あまりの寒さで川が凍りだしています。もう一か月もすれば完全に凍結するのでしょうか。
雪道というよりも、氷道です。
スリップ注意です。
横岳でしょうか。ものすごくかっこいいです!
8:45 行者小屋に到着です。
ここで温かい飲み物を飲んだり、服を脱いだりして、15分ほど小休止。
小屋の向こうには凍りついた八ヶ岳の山々が見えます。
中岳のほうを見ると樹氷が半端ない!ものすごくきれいです。
阿弥陀岳。いつみてもかっこいいなぁ。
いつか登りたいです。
雪はほぼ積もっていませんが、凍っているので階段も要注意です。
チェーンスパイクをここから装着。
横岳に陽が当っていますが、我々は西から登っているので登山道には陽があたりません。さむい!
太陽の光を欲しがりながら登るわたくし。
まだ階段が出ているので普通に登れました。
雪が積もって階段が埋もれるとピッケルがなければ登れなくなりそうです。
9:51 ようやく登山道にも陽が当りだしました。
陽に当たると温かさを感じます。
10:40 分岐に到着。
行者小屋から2時間ほどです。三脚を出して写真を撮ったりしてるので、ゆっくりペースです。
凍っているので、ノーアイゼンだと不安定です。もうアイゼン必須です。
キレット分岐です。
ここから岩登りになります。
雪がついた道を登るメンバー。
鎖に添って、中央の低くなっている部分まで登ります。
ここも鎖が埋もれるほどの雪になったら登るが大変そうです。
最後の分岐が右上に見えてきました。
稜線に出ると富士山がくっきり見えました。
風もそれほどなく天気もよく、絶好の登山日和。
南アルプスも御嶽山もくっきり見えました。
最後の分岐の後に岩場と階段をすこし登れば、 山小屋と山頂が見えます。
11:15 八ヶ岳の最高峰 赤岳の山頂2899mに着きました。
ノーアイゼンのメンバーもなんとか登り切れました。
看板と富士山。
一等三角点も雪に埋まらずGETできました。
不思議な形に凍りついた川。
下りはノーアイゼンでは当然ながら危なく、メンバーは鎖とストックで慎重にくだりました。
昨日はチェーンスパイクで全く問題ありませんでしたが、もっと雪が降ったらピックル×アイゼンは必須だと思います。
冬山になりたての赤岳はとてもきれいでした。
いよいよ冬山シーズンが到来したのを実感した山行となりました。
積雪前の10月中旬の赤岳登山の様子はコチラをご覧ください