年始に登る予定だった赤岳に、赤岳天望荘が閉まる直前、営業最後の週末で無事に登ってくることができました!
赤岳に登ったのは2017年の夏以来なので5年半ぶり!
ひっっさしぶりの赤岳で、素晴らしい絶景をゲットすることができました!
上記はざっくりとしたルートです。詳細な地図は下記の地図のご購入をお願いいたします。
地図:山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰(登山地図 | マップル)
今回も1か月前と同じで、八ヶ岳山荘に車を止めて、そこから赤岳までエントリーします。四駆のスタッドレス&チェーンの雪道に強い車は、さらに先の赤岳山荘まで進むことができます。
この手前の八ヶ岳山荘は駐車場代800/日です。
ここでお手洗いと、登山届けを提出したら、いざ出陣です!
八ヶ岳山荘の駐車場の場所をGoogle MAPで確認する
まずは赤岳山荘まで45分の車道歩きです。
レポートの先が長いので、バンバン進んで、
はい!登山口の看板に到着!!
今回はMakoは風邪で欠席となってしまったので、トミーと、前回体調不良だった次男の3人です!
この日は晴れ予報だったんですが、完全なる曇り😑!
この前日の夜に雪が降ったみたいだったけど、それでも雪は少なかったな。
先月の方が多かった印象です。
わっせわっせと進むと、今宵のお宿、赤岳天望荘が稜線に見えます。
八ヶ岳山荘の駐車場から3時間で行者小屋に到着!
ここで装備を整えます。
行者小屋の温度計によると、この時の気温は-7℃なり。
今回はそんなに寒い感じがしなかったな。
体が雪山に慣れたのかな。
上はガッスガスで赤岳が見えない。。。
なので、初日は赤岳の山頂には行かず、地蔵尾根から赤岳天望荘に、直で行っちゃいます。
赤岳山頂は明日の朝日のタイミング行くこととします!
空気が乾燥しているのか、ヒラヒラと舞ってる雪が完全に雪印!!!🐄
前回体調不良だった次男は、今回に向けて摂生を心掛け、1か月で3kg減量してきたとのことです笑
前回引き返した地点を抜けて、さらに前進!
途中で傾斜がきつい箇所があって、
そこはピッケルがなきゃダメだったので、ピッケルを出して突破!
ここがちょっとした難所だった。
ちなみにこの後ろで我々を見守ってる青い男性は、Journeyを買ってくださってる方でした!!!!
この男性たちもこの難所を登れた時に、握手してお互いを称え合いました!
まだ難所があるかもだから、気をつけて行こう!
次男もヒーヒーになりながら頑張ってます。
がんばれー!
途中でお地蔵様。
赤岳天望荘の冬季営業は、12月24日から2月4日まで。つまりTODAY!
雪が少なくて、岩と雪のミックスでちょい登りづらかったけど、慎重に進みます。
登ってくると、どんどん天気は悪くなってきました。
この日はヤマテンも、テンクラも、どちらも快晴の予報だったんだけどね!😑😑😑😑😑😑
わっせわっせくると、稜線の標識が見えたーー!
無事に稜線に到着〜〜!
って、トミー!お地蔵様の頭をなでるんかーい!笑
強風で凍りついた次男の髪の毛(笑)
地蔵尾根を登り切ると、赤岳天望荘が見えたと思ったんだけど、この日は全く見えねーーーーーー!笑笑
ちょっと歩くと「見えましたーー!」って次男がピッケルで前方を指してるけど、え、、、どこ?笑
幻覚じゃねーの?笑
って言ってたけど、あ、見えた!笑
八ヶ岳山荘から4時間40分で、赤岳天望荘に到着しましたー!
山小屋にIN!!!って、寒暖差でレンズが曇る笑
この日は1泊2食付きで13000円って言ってたかな?
赤岳天望荘のメニュー!
ワインが種類があって美味しいらしいです!
が!私はワインは飲めないので、先日の雲龍渓谷の時にMさんから頂いた我が地元静岡のビールを持ってきました。
こちらも完全に凍りついてる笑
この後プシュ!ってしたら(なんとなく想像できると思うけど笑)、シューーーーー!って、死ぬほど吹き出して大惨事でした笑
ビールを頂いたら、のんびりとお茶やコーヒー。
お茶・お湯・コーヒーが飲み放題、コップは明日の朝まで同じの使ってね!ってシステムでした。
お部屋は個室でした。
こんな感じで、3人用、4人用、2人用ってお部屋がありました。
軽く昼寝をしたら、夕飯!
夕飯はクリスマス的なチキンと、炊き込みご飯でした。
炊き込みご飯が特に美味しかった!
食後はのんびり茶をすする。
最初駆け足すぎて書き忘れたけど、いちばん最初の八ヶ岳山荘で、Y氏と雲ノ平に行った時にあった綺麗なお姉さんに再会。
その後、つい先日の天狗岳で声をかけてくれた男性とも再会。他にもあと何人かの方に声をかけて頂きました。
なんかこの日はたくさん声をかけてもらったな。
みなさまありがとうございました&お疲れ様でした!
夕方から外は吹雪。
することがないので、一生ダラダラと寝てました。。。
2日目
朝ごはんの15分まえにトミーにゆすられ起床。
朝ごはんを食べたらすぐに出発!って予定だったので、慌ててご飯を食べて、荷物を適当にザックに突っ込んで外に飛び出したら、快晴きたーーーーーー!!!
富士山もくっきり。
上の方で先行する方のヘッデンが見えます。
ヘッデンをつけたら我々も出陣!!
闇世に浮かぶ阿弥陀岳と街の光。
東の空も雲一つない快晴です!
去年のジャンダルムの時もそうだったけど、この朝日が登る直前の、この残照的な薄いピンクに照らされる瞬間が大好きだ!
写真だと伝わらないんだけど、風も10mくらいあって、けっこう寒くて、寒さに強いトミーも「足のつま先が冷たくて痛い!」って言うほどでした。
振り返ると赤岳天望荘と横岳!
強風の中を慎重に雪少なめ岩多めの斜面を登っていきます。
ちょっとずつ明るくなってきました!
小休止する2人。
このシルエットの写真も好きだなぁ。
カリカリの斜面を登る2人を上アングルから📸
光がどんどん変わっていくのがよく分かりますね!
赤岳頂上山荘と、その横に赤岳山頂の標識が見えました!
がんばれ次男!あと少しだ!
赤岳山頂へのヴィクトリーロード!!
もう日が上りそうだ!
阿弥陀岳と、満月!
6:37 東の空から太陽が登ってきました!
しかし私は朝日より、北アルプスにまさに沈みそうな満月を夢中で撮ってた笑
地平線ギリギリだから、月がでかい!!!🌕
このピンクの空を「ビーナスベルト」って言うらしい。「ビーナスライン」と似てて混同しそうだ笑
夢中で写真を撮ってて先に進まないから、また歩き出すけど、、、
あー!月が沈むーーーーー!!!!!!!
あとでトミーが解析したところ、奥穂と北穂の間、涸沢岳に沈んでいっているっぽいです。
この月も本当にすごかった。
満月に別れを告げたら、山頂へ。
斜面が朝日に照らされてピンク色の世界!
トミーと朝日!
赤岳天望荘をでて40分くらいで、無事に登りきりました!
朝日が出てくるドンピシャなタイミングで登り切ることができました!
振り返ると朝焼けの横岳、硫黄岳、天狗、北横岳、蓼科山まで揃い踏み!!!!
これが個人的にはToday's BEST!!!
これを大きくプリントして、2/19-20の写真展で展示しようかな!
赤岳頂上山荘のすぐ横が赤岳の山頂です!
朝焼けの斜面と次男!
阿弥陀岳にも朝日が当たってきました!
そして奥には影赤岳だーー!!
山頂方面から赤岳頂上山荘。
斜面の雪が朝日に照らされて本当に綺麗でした。
下は雲海になってますね。
さ、じゃぁいよいよ、山頂をゲットしようか!
5年半ぶりに赤岳の山頂ゲットーーーー!!!
今気づいたけど、私の後ろに影赤岳も入ってるね!
山頂を無事にゲットできたら、文三郎尾根で下山します。
朝日と雪の斜面が本当にキレイで何枚も写真を撮っていました。
恒例の影絵!我々を探せ!
この分岐から下山します。
ここからは日陰の人生です。。。寒いし暗いぜ。。。
こっちも雪が少なくて岩岩だったから、アイゼンを引っ掛けないように慎重に。
テッカテカに輝く阿弥陀岳と、日陰の人生を歩むトミー笑
こっちの階段は雪に埋もれていました。
1か月前に登れてたら、こんな絶景をゲットできなかったら、ある意味よかったね!って言いながら行者小屋まで戻ってきました。(Makoは風邪で来れなかったけど笑)
行者小屋の温度計を見ると、なんと-15℃!!!!
そりゃさみーわけだ。
日の出の時の山頂は-20℃くらいだったんだな。
が!私はそれでもそれほど寒さを感じず。
なぜなら、下から1.ミレーの網網、2.アクリマの黒いメリノウールの長袖、3.ノースの薄いフリース、4.ノースのスーパーモコモコフリース、5.ノースの化繊のダウン、6.シェル!と、6枚も着ていたんです!
マジで暑くも寒くもなくピッタリで、我ながらナイスなレイヤリングでした。
下はユニクロの超極暖モモヒキと、ノースの冬パンツで問題なく行けました!
行者小屋でヘルメットを外して12アイゼンからチェーンスパイクに履き替えたら、のんびりと下山しました。
5年半ぶりの赤岳、初めての冬の赤岳で朝日だったけど、いやぁ〜最高でした。
厳冬期の雪山に登ったぞ、って感じがあります。
次は「私は夏の赤岳に登ったことがない!」ってY氏が言っているので、Y氏と夏の赤岳→横岳→硫黄岳の縦走でもしたいと思います!
【今回の主な登場装備】
モデル違いや、販売終了の場合あり。
撮影:カメラ SONY α7R IV レンズ:24mm-70mm
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